Oberheim 社、新製品「TEO-5 Module」を発表

Oberheim 社が新製品「TEO-5 Module」を発表しました。これは、同社の伝統あるシンセサイザー・ラインナップに加わる、コンパクトながら非常にパワフルな最新モデルです。

TEO-5 Module は、象徴的な Oberheim サウンドを求めるミュージシャンやプロデューサーのために設計されており、高い評価を受けている TEO-5 キーボード・バージョンと同等のサウンドと機能を搭載しています。

TEO-5 Module には各ボイスに2基のアナログ・オシレーターと、Oberheim を象徴する SEM マルチモード・フィルターを搭載。音楽の歴史を彩ってきたクラシックな Oberheim サウンドを自在に再現できます。さらに、豊富なモジュレーションや現代的なエフェクトも内蔵されており、ユーザーは新たなサウンドの可能性を探求することができます。

直感的なノブ操作によるインターフェースは、キーボード・バージョンと同様にデスクトップ・バージョンにも受け継がれており、サウンド調整に関するすべての機能はパネル上から簡単にアクセス可能。リアルタイムで音作りを行えるため、理想の Oberheim サウンドを素早く、思い通りにコントロールできます。

省スペース設計のモジュール・バージョンは、スタジオに限られたスペースしかないユーザーにも最適です。キーボード・バージョンと同等のプリセットと音作りの自由度を備えながら、本体サイズは約半分にコンパクト化。どのような制作環境にも自然に溶け込む柔軟性を持ち、あらゆるセットアップに対応可能です。

Oberheim 創業者の Tom Oberheim 氏は次のように語っています。
「1974年に初めて SEM (Synthesizer Expansion Module) を開発した頃から、“モジュール”という言葉の意味は大きく変わってきました。しかし、当時からすでに、コンパクトな機材に詰まった豊かなサウンドはミュージシャンにとって魅力的なものでした。TEO-5 キーボード・バージョンはすでに SEM 以上の広がりを見せており、今回のデスクトップ・バージョンによって、さらに多くの人に Oberheim の魅力を届けられることを楽しみにしています。」

TEO-5 Module

モダンなモジュレーションとヴィンテージの温かみを備えた、新たなサウンド・フロンティアへの入り口 TEO-5 のデスクトップ・バージョン