STVC

Strings Synthesizer & Vocoder

Overview

製品概要

STVC は1970年代から1980年代初頭にかけて世界中で愛された「ストリングス・シンセサイザー」を現代へ蘇らせたキーボード・インストゥルメントです。近代的な外観とは相反するそのヴィンテージなサウンドは、まるで40年前の映画のサウンドトラックを自らの手で演奏しているかの様な錯覚させ感じさせるほどです。著名なアナログ・シンセサイザーでも表現する事ができない、ストリングス・シンセサイザーのリッチでクリーミーなサウンドは現在も世界中で愛されており、多くのミュージシャンが求めています。

また STVC はボコーダーも搭載しており、ストリングス・サウンドが歌っているかの様なユニークなサウンドを演奏する事もできます。数多くのヒット曲でも使用されている哀愁のある歌声や、ロボット・ボイスを STVC 1台で簡単に演奏する事ができます。

STVC は現代のストリングス・シンセサイザー / ボコーダーの決定版です。

Photos

Demo Sound

Video

店頭展示情報

Waldorf STVC は全国の福産起業製品 取扱楽器店でお試しいただけます。

池部楽器店 鍵盤堂150-0031 東京都渋谷区桜丘町24-2第3富士商事ビル7F03-5728-6941Webサイト
Five G Music Technology150-0001 東京都渋谷区神宮前1-14-2 ル・ポンテビル4F03-3746-0861Webサイト

  • 在庫状況、納期につきましては各店舗までお問い合わせ下さい。
  • リストは五十音順です。

Features

特徴

現代的なインターフェースとヴィンテージ・サウンドを併せ持つ
「モダン・ヴィンテージ」なストリングス・シンセサイザー / ボコーダー

STVC は「ストリングス・シンセサイザー」を現代へ蘇らせた、コンパクトなテーブルトップ・インストゥルメント「Streichfett」に、演奏のためのキーボードとボコーダーを追加したキーボード・インストゥルメントです。

サウンドのエディットはコントロール・パネルで行います。かつてのヴィンテージ・ストリングス・シンセサイザーでは多数のボタンやスライダーで操作していたサウンドの選択や調整といった操作は、少数のコントロールにまとめられています。一つのノブを回すだけで、あるサウンドから別のサウンドへと滑らかに、かつダイナミックに変化するなど、素早く直感的に音作りができるよう現代的なインターフェースを搭載しています。

また STVC には、あらかじめ42種類のプリセット・プログラムが用意されているので、お好みのプログラムを素早くロードして演奏できます。

ボコーダーの使用方法はとても簡単で、付属のグースネック・マイクをコントロール・パネルのマイク入力に接続し、VOCODER ボタンを押すだけです。あとはマイクに向かって喋ったり歌いながらキーボードを演奏すれば、誰でも素晴らしいボコーダー・サウンドを奏でる事ができます。ボコーダー用に設定された、9種類のプリセット・プログラムも使用できます。

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デュアル・サウンド・エンジンが織り成す
ヴィンテージ・ストリングス・シンセサイザーの世界

STVC のサウンド・エンジンはパネル右側のストリングス・セクションと左側のソロ・セクション、2つのセクションにより構成されています。

ストリングス・セクションは 128 ボイスのフル・ポリフォニックで、弦楽器、管楽器、オルガン、クワイアといったキャラクターのサウンドを生成します。アンサンブル・エフェクトにより、さらに包み込まれる様な柔らかな広がりのある効果を付加します。

ソロ・セクションは 16 ボイス・ポリフォニックで、ベース、エレクトリック・ピアノ、クラビネットといったパーカッシブでアタックの強いサウンドを生成します。トレモロ・ノブを回せば甘いトレモロ効果を付加する事ができます。

これら2つのセクションのサウンドは中央のバランス・ノブによりブレンドする事ができます。各セクションを独立して演奏するのも、リッチにブレンドして使用するのもあなたの自由です。

パネル右側のエフェクト・セクションではフェイザー、リバーブといったクラシックな定番エフェクトに加え、”アニメーション”というエフェクトが用意されています。これは専用の LFO によるモジュレーションで、ストリングス・サウンドに壮大な変化をもたらします。

こうして作成したサウンドは本体内に保存し、いつでも呼び出して使用可能です。42サウンド x 3バンク、合計で最大126サウンドを保存できます。

Tweak モードによる調整とモジュレーション

25種類のソース、40種類のデスティネーションを自由に組み合わせてサウンドの調整や柔軟なモジュレーションが可能です。

ソースはキーボードのアフタータッチ、モジュレーション・ホイール、任意のCC、LFO など多彩なソースを使用できます。

デスティネーションはコントロール・パネル上のノブから、1つのノブに複合されている多くのパラメーターの中の1つまで、多数のパラメーターを調整 / モジュレーションできます。

ソースには一定の値を出力、増減する物もあるので、これを使用すると1つのノブに複合されているパラメーターの中から、1つだけを調整する事もできます。

Streichfett との主な違い

  • アフタータッチ、ベロシティ付 49鍵キーボードとモジュレーション・ホイールを搭載
  • 最大42サウンド x 3バンク、126サウンドを保存可能(うち BANK A 1~42, BANK B 1~9 はプリセットサウンド)(Streichfett は12サウンドを保存可能)
  • SOLO セクションの Tone に2つのモノフォニック・サウンド「Mono」「Full」を追加
  • SOLO セクションのボイス数が16ボイスに(Streichfett は8ボイス)
  • ボコーダーを搭載し、ボコーダー用グースネック・マイクを付属
  • EFFECT セクションの3つのエフェクトで、それぞれ2つのパラメーターをコントロール可能
  • Tweak 機能で、サウンドの調整とモジュレーションが可能
  • システム・セッティングで使用環境に応じたさまざまなセッティングを設定可能
  • PEDAL / LINE 入力を搭載

テーブルトップ・バージョン Streichfett

Specifications

製品仕様

  • 堅牢なフルメタル・ケース
  • アフタータッチ、ベロシティ付 49鍵キーボード
  • キーボードは +/-24 半音の範囲でトランスポーズ可能
  • ピッチ・ホイール、モジュレーション・ホイール
  • 128x64 ピクセルの有機 EL ディスプレイ
  • ノブ x10、エンコーダー x1、バックライト付ボタン x9、スイッチ x5
  • インジケーター LED 付の 44cm グースネック・マイク付属

接続端子

  • MIDI IN/OUT
  • USB / Power(USB端子による電源供給)
  • 6.3 mm サスティン・ペダル入力
  • 6.3 mm エクスプレッション/外部入力
  • 3.5 mm ヘッドフォン出力
  • 6.3 mm ライン出力 Left / Stereo
  • 6.3 mm ライン出力 Right / Mono
  • XLR マイクロフォン・ジャック(フロント・パネル)

サウンド・エンジン

  • 全音ポリフォニックのストリングス・セクション
  • ストリングス・レジストレーションは連続可変
  • 16 ボイス・ポリフォニックのソロ・セクション
  • ソロ・サウンドは連続可変
  • ソロ・セクション用トレモロ・エフェクト
  • 3つのバンクに 126 種類のパッチを保存可能
  • モジュレーションや特定のパラメーター用のトゥイーク機能

ボコーダー

  • 256 フィルターバンク
  • 優れた解像度
  • フォルマント・モディフィケーション機能
  • フリーズ・モード
  • 全音ポリフォニックのキャリア
  • 任意で使用できるストリングス・キャリアのジッター
  • レジストレーションの連続可変

エフェクト

  • レジストレーションのモジュレーション用アニメート・エフェクト
  • ストリングスとボコーダー用 アンサンブル/コーラス・エフェクト
  • ストリングスとボコーダー用 フェイザー・エフェクト
  • リバーブ・エフェクト
  • 全てのエフェクトを同時に使用可能
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製品名STVC
製品種別シンセサイザー(キーボード)
価格オープンプライス
JAN コード4580646110104
サポート情報STVC
外形寸法幅 : 740mm
奥行き : 280mm
高さ : 100mm
(ノブを含む)
重量7.5Kg
付属品ACアダプター、USBケーブル、グースネック・マイク、日本語マニュアル
備考電源は USB 端子から供給します。