STVC

STVC のファームウェア・アップデート方法は2種類あります。

1. Web ブラウザ Google Chrome を使用してアップデート用サイトに接続してアップデートする（推奨）
2. MIDI システム・エクスクルーシブ・ソフトウェアを使用してアップデートする

1. Windows / macOS コンピューターの Web ブラウザ Google Chrome の最新版を使用して以下の STVC アップデート専用ページへアクセスします。
   STVC Firmware Upgrader
   ※2021年8月現在、メジャーな Web ブラウザ の中で Web MIDI に対応し動作が安定しているブラウザは Google Chrome です。他のブラウザでは動作しない場合があります。
2. ページに「please connect STVC.」と表示されるので、USB ケーブルを使用してコンピューターと STVC を接続してから STVC の電源を ON にします。
3. ページに「STVC connected.」と表示され「upgrade」ボタンが表示されるので、ボタンをクリックします。
4. アップデートが開始され、赤色の進捗を表すバーが左から右へ進みます。アップデートはおよそ1〜2分ほどで完了します。
5. アップデートが完了すると STVC が自動的に再起動します。インストールしたファームウェアバージョンは起動画面に表示されます。

※この方法はソフトウェアの設定により、上記の Web ブラウザ経由でのアップデート方法よりも時間がかかる場合があります。

1. Waldorf サポートページから最新のファームウェア・ファイルをダウンロードし解凍します。
2. USB ケーブルを使用してコンピューターと STVC を接続してから STVC の電源を ON にします。
3. STVC の Tweak ボタンを押しながら BANK A ボタンを押してシステム・メニューに移動します。+ ボタンを何度か押してメニューの最後の項目「ACTION...」を選択、ディスプレイ横のエンコーダーを回して「AWAIT FIRMWARE? [Y]」を選択して + ボタン（Yes）を押します。ディスプレイに「READY FOR FIRMWARE...」というメッセージが表示され、STVC がファームウェアを受信するための準備状態になりました。
4. ファームウェア・ファイルを MIDI システム・エクスクルーシブ・ソフトウェアの「MIDI OX（Windows 用）」または「SysEx Librarian（macOS 用）」に読み込ませます。接続先に「STVC」を指定します。
5. 「Send SysEx」ボタン（MIDI OX の場合）または「Play」ボタン（SysEx Librarian）を押します。ファームウェア・ファイルを送信中は STVC の電源を切らないでください。
6. アップデートが完了すると STVC が自動的に再起動します。インストールしたファームウェアバージョンは起動画面に表示されます。

全てのノブとスイッチは MIDI CC を送受信します。グローバル・ボリュームとキーボード・トランスポーズは除きます。

STVC は Local Control：OFF に設定する事ができます。内部サウンド・エンジンは STVC のキーボードに反応しませんが、MIDI を介して STVC に送信されたノート情報を受信して発音します。

ユーザーの混乱を避けるため、この機能は STVC の電源をオフにするまで有効です。設定は保存されません。

押されたときに接点を閉じる 6.3mm ジャックのサスティン・ペダルが動作します。シングル・ペダルは動作しますが、デュアル・ペダルは動作しません。

エクスプレッション・ペダルは最大抵抗値が 10kΩ の物が使用できます。

サスティン・ペダルとエクスプレッション・ペダルの両方とも、Fatar、Roland、Moog、Kurzweil、M-Audio と、互換性のあるペダルも同様に動作するはずです。

KORG / YAMAHA の製品は動作しない場合があります。

出力はアンバランス出力です。アンバランス・ケーブル（TS フォンケーブル）での使用をおすすめします。

できません。USB 経由で送受信できるのは MIDI 信号のみです。演奏中の Pulse 2 のオーディオ信号をコンピューターへ取り込むためには別途オーディオインターフェースを用意する必要があります。