Kyra

Iridium Keyboard

サポート情報

Iridium Keyboard OS アップデート

Iridium Keyboard の最新 OS は Waldorf Web サイトの「My Waldorf」からダウンロードできます。My Waldorf にログインするにはアカウントを作成する必要があります。

My Waldorf にログイン後、「My Hardware > Iridium Keyboard > Iridium Keyboard OS Update」からダウンロードできます。

注意:Iridium Keyboard の OS バージョンは、Iridium (デスクトップ・モデル)、Quantum とは互換性がありませんので、これらのデバイスにはインストールしないでください。

ダウンロードされたファイルを解凍し、「iridium-keyboard.update.bin」を USB ドライブ、または microSD カードのメインディレクトリにコピーしてください。ドライブに特別な認証は必要ありません。FAT または EX FAT フォーマットを使用してください。ドライブには 20MB 以上の空き容量が必要です。

USB ドライブを Iridium Keyboard の Controller USB 入力に接続するか、microSD カードを対応するスロットに挿入してください。microSD カードは、オモテ面が下側にくるようにして、接点を上に向けて挿入する必要があります。カードが正しく挿入されると、カチッと音がします。

Iridium Keyboard の Global > System > Update を押して、.bin ファイルを選択します。Iridium Keyboard が自動的にアップデート処理を開始します。この間、デバイスのコントロールに触れたり、MIDI を送信したり、電源を切ったりしないでください。アップデートは1分程度で完了します。

Iridium / Quantum OS 3.0 対応アップデート内容

Quantum

  • デジタル専用ボイスを 8 つ追加し、同時発音数を最大 16 に増やしました。
  • Layer-Voices ページに新しい「Voice Allocation」モードが追加され、希望に合わせてさまざまなモードを選択できるようになりました。
  • Quantum の ゲイン・ステージングは、増加した同時発音数に合わせて調整されました。

Oscillator

  • 3つのオシレーターすべてのレベル、パン、接続先を管理する、新しい「Mix」画面が追加されました。
  • 「Control」の名前が「Pitch & Tools」に変更されました。
  • 「Min Note」および「Max Note」パラメーターが追加されました。
  • モノラルモードの場合:新しい「Mono Retrig」パラメータは、前のノートがまだリリースされているときに新たなノートが来ると osc を強制的に再トリガーします。

Wavetable OSC

  • 一部のパラメータを新しい「Mode」サブ画面に再編成しました。
  • パネル上のノブのすべてのパラメータが表示できるようになりました。
  • 新しい Wavetable FX「Truncate」および「Reduce」はビットリダクションのような効果を持ちます。

Waveform OSC

  • 新しいノイズモード「Pings」と「Geiger」が追加されました。

    • どちらのノイズも「Reset Phase」パラメータに反応します。
    • ノイズはステレオになり、その広がりは「stereo」パラメータによって制御されます。

Resonator OSC

  • 一部のパラメーターを新しい「Exciter」サブ画面に再編成しました。
  • パネル上のノブのすべてのパラメータが表示できるようになりました
  • サンプルの「Pitch tracking」オプションでピッチ・トラッキングを無効にします (Samples→Edit)。

Sequencer

  • 素早いアクセスのため、新しい表示スタイルへと変更しました。
  • 最大ステップ数が 32 から 64 に増加しました。

Sample

  • サンプル・マップの「Track Pitch」に「MOD Only」の選択が追加されました。
  • Particle OSC用の「Track Pitch」サンプル オプションが追加されました。
  • 最大再生サンプル数が 8 から 128 に増加(ラウンドロビン・モードの場合)されました。

LFO

  • ユニポーラが選択可能な、新しい「Polarity」パラメータが追加されました。

Modulation Matrix

  • Modulation Matrix のプリセット機能が追加されました。

エンコーダー・メニュー

  • 素早いアクセスのため、新しくポップアップ・セレクター・スタイルへ更新されました。

Effects

  • Tremoro FXの追加
  • エフェクト・ルーティング・アルゴリズムが追加されました。

    • Effects→Routing または Filters→Routing で設定
    • 最大 3 つの並列レーンを備えた 7 種のルーティング・トポロジーがあります。
    • 並列接続がある場合:

      • ボリュームとパンを調整可能なレーン出力
      • レーンボリュームはモジュレーション先としてアサイン可能

Drive

  • FX およびデジフォーマー用の新しいドライブタイプ「Cuff」

MIDI

  • 「Apply Split to Inputs」設定の追加 (Global→MIDI→Inputs内)

    • この設定を有効にすると、スプリット機能を外部MIDIで使用する際に、MIDI ノートのスプリットポイントに準拠した発音になります。
    • スプリットポイントは、トランスポーズされていないキーベッド設定から反映されます。例:中央 C3 = Note No. 60
  • Global→MIDI→Outputs の「Send NRPN」オプション

    • フロントパネルパラメーター変化を NRPN データとして送信します。
    • パラメータにオートメーション変化を加えるには、以前と同様に CC を使用してください。
    • NRPN は受信しません。
  • サステインとコントロールペダルのモジュレーションは、ローカルオフ時にも適用され、また MIDI アウトからもデータが出力されます。
  • XY パッドは MIDI CC を送信します

Iridium Desktop

  • Global→MIDI→Inputs の新しいオプション:

    • 「Latch」ボタンは外部コントローラーから受信したノートもラッチします

Global→System→Info

  • ベータ版の場合にベータ番号が表示されるようになりました