Prophet-5 / Prophet-10 / Prophet-5 Module / Prophet-10 | OS Update

OS アップデート

最新 OS

Prophet-5 / Prophet-10 / Prophet-5 Module / Prophet-10 の最新 OS は Sequential Web サイトのサポートページからダウンロードできます。

Prophet-5 / Prophet-10 / Prophet-5 Module / Prophet-10 OS 更新履歴

注意

このアップデートは「prophet5_main_2.0.1.syx」と「prophet5Panel_v1.1.1.syx」2つのファイルで構成されています。これらのファイルはそれぞれ1度に1ファイルずつ、合計2回に分けてアップデート手順を行なってください。同時に2つのファイルを送信すると起動できなくなる場合があります。

Prophet-5/10 Main 2.0.1, Panel 1.1.1

  • バグの修正 [Main 2.0.1] - Main 2.0.0 にアップデートすると、ベーシック・プログラムのショートカット(RECORD を押しながら PRESET を押す)が正しく動作しなくなる問題を修正しました。
  • バグの修正[Panel 1.1.1] - マスターボリュームが正しく更新されない不具合を修正しました。
  • バグの修正[Panel 1.1.1] - Master Tune を手動で更新するまで、全体的なチューニングのズレが発生する不具合を修正しました。

Prophet-5/10 Main 2.0.0

  • 異なる2種類のプログラムを重ねて演奏できる「スタック・モード」を追加。(Prophet-10 のみ)
  • 異なる2種類のプログラムをキーボードの左右で別々に演奏できる「スプリット・モード」を追加。(Prophet-10 のみ)

注意

Main 1.5.0 の OS アップデートを実行した後、グローバル・リセットとキャリブレーション・クリアを行うことをお勧めします。 アップデート後は Prophet-5/10 を最初から調整し直す必要があります。

    グローバル・リセット : RECORD を押しながら GLOBALS を押します。
    キャリブレーション・クリア:RECORD を押しながら TUNE を押します。

Prophet-5/10 Main 1.5.2

  • バグの修正 - 時々ノートが途切れる不具合を修正しました。
  • 電源投入時に MIDI IN ポートに MIDI クロックが入力されていると、MIDI IN が動作しない不具合を修正しました。
  • Release / Sustain のグローバル設定を変更すると OSC A のフリーケンシーが1オクターブ下がる不具合を修正しました。

Prophet-5/10 Main 1.5.0

  • 特徴 - BANK SELECT を押しながら GLOBALS を押すと、新しい3列目のグローバル設定にアクセスできるようになりました。3列目のグローバル設定を選択すると、グローバル・ボタンの両方の LED が点灯します。
  • - 3列目スロット#1:5ボイス・リミット・モードのオン/オフ(Prophet 10のみ利用可能。使用可能なボイス数が5ボイスに限定され、Prophet-5 と同等の挙動になります。)
  • - 3列目スロット#2:P5 スタイルまたはラウンドロビン・ボイス・アロケーション・モードの選択
  • 特徴 - 新しい Poly Unison モードを追加。UNISON を押しながら、Inc/Dec ボタンで「PU2」を選択します。各ノートに2ボイスが割り当てられます。
  • その他、様々な小さなバグを修正しました。

Prophet-5/10 Main 1.2.0

  • バグの修正 - Pot Modes が動作しないことがある問題を修正しました。
  • バグの修正 - Release/Sustain グローバル設定が Release に設定されている場合、サスティン・ペダルのCC値の出力が逆になっていた問題を修正しました。
  • バグの修正 - Prophet-10 のボイス間のノイズレベルに差があった問題を修正しました。

Prophet-5 / Prophet-10 / Prophet-5 Module / Prophet-10 OS アップデート

Prophet-5/10 の OS は MIDI 経由でアップデートする事ができます。MIDI System Exclusive(SysEx)メッセージを開いて送信できる DAW、MIDI ユーティリティなどのアプリケーションが必要です。MIDI-OX(Windows)と SysEx Librarian(macOS)はシェアウェアの MIDI ユーティリティで、Sequential / DSI シンセサイザーのアップデートに使用できます。また SysEx ファイルをコンピューターから Prophet-5/10 へ送信するには USB ケーブル(一般的な USB プリンター用ケーブルと同じ Type A - Type B のコネクタ)または MIDI インターフェースが必要です。

MIDI-OX または SysEx Librarian を使用して Prophet-5/10 をアップデートする手順は下記の通りです。

  1. Prophet-5/10 にインストールされている OS のバージョンを確認する。
  2. Prophet-5/10 を MIDI System Exclusive(SysEx)メッセージが受信できるように設定する
  3. MIDI-OX を使用して Windows から OS をアップデートする
  4. SysEx Librarian を使用して macOS から OSをアップデートする。

1. Prophet-5/10 にインストールされている OS のバージョンを確認する。

Prophet-5/10 の 電源を入れます。「GLOBALS ボタン」を押しながら「プログラムボタン1」を押すとディスプレイに現在の OS バージョンが表示されます。(例 : バージョン1.5.2の場合、ディスプレイには「1.5.2」と表示されます。)

OS が最新バージョンの場合はアップデートをする必要はありません。

2. Prophet-5/10 を MIDI System Exclusive(SysEx)メッセージが受信できるように設定する

  1. 「GLOBALS ボタン」を1回押して、「Global」メニューの上段を表示します。
  2. 「MIDI SysEx」の表示がある「プログラムボタン6」を押す。
  3. 「GROUP SELECT/BANK SELECT(Inc/Dec)ボタン」を使用して、MIDI SysEx を送受信するポート「MIDI DIN」または「USB」を選択します。OS のアップデートに USB を使用する場合は「USB」を選択します。MIDI インターフェースを使用する場合は MIDI を意味する「nid」を選択します。
  4. 「GLOBALS ボタン」を2回押して終了します。

USB ケーブルまたは MIDI インターフェースと MIDI ケーブルを使用してコンピューターを Prophet-5/10 に接続します。

USB を使用する場合、Prophet-5/10 はクラス・コンプライアント USB デバイスです。つまり、コンピュータと通信するために追加のドライバをインストールする必要はありません。MIDI-OX や他の MIDI アプリケーションでは、"Prophet-5 "または "Prophet-10 "という名前の MIDI ポートとして表示されます。(Windows XP では、"USB Audio Device "として表示されます。)

MIDI インターフェースを使用する場合は、コンピューターの MIDI OUT を Prophet-5/10 の MIDI IN に接続します。インターフェースの種類により、MIDI ケーブルも必要になる場合があります。

ほとんどの MIDI インターフェース、または MIDI インターフェースを備えたオーディオインターフェースは動作します。しかし Digidesign / Avid 社製インターフェースと Native Instruments Maschine はアップデートのための SysEx を正しく送信しないかもしれないという報告があります。M-Audio UNO は安価で信頼性が高く、シンセサイザーのアップデートを始めとした幅広い用途に使用可能な MIDI インターフェースです。

3. MIDI-OX を使用して Windows から OS をアップデートする

開始する前に Prophet-5/10 以外の他の全てのオーディオ機器、MIDI 機器を取り外し DAW ソフトウェアを終了してください。MIDI-OX をまだインストールしていない場合はダウンロードしてインストールしてください。

  1. MIDI-OXを実行してください。
  2. 「Option」メニューから「Configure Buffers」を選択します。
  3. 「Low Level Output Buffers」の Num と Size を1024に設定します。
  4. 「OK」をクリックしてウィンドウを閉じ、設定を保存します。
  5. 「Option」メニューから「MIDI Devices」を選びます。
  6. ウィンドウの左下でインストゥルメントが接続されている MIDI ポートを選択します。USB で接続している場合は「Prophet-5/10」(Windows XP の場合は「USB Audio Devices」)を選択してください。MIDI で接続している場合は MIDI インターフェイスを選択してください。選択した MIDI ポートが「Port Mappings」ウィンドウに表示されます。
  7. 「OK」をクリックしてウィンドウを閉じ、設定を保存します。
  8. 「View」メニューから「SysEx」を選択します。
  9. 「Command Window」メニューから「Load File」を選択します。Prophet-5/10 の OS アップデート・ファイルを参照して開きます。
  10. 「Command Window」メニューから「Send SysEx」を選択します。Prophet-5/10 は SysEx ファイルの転送の進行状況を示すカウントダウンを表示します。ファイルの転送が完了すると OS がメモリに書き込まれる間に2回目の短いカウントダウン表示されます。この間は電源を切らないでください。
  11. アップデートが完了すると Prophet-5/10 は通常の操作が可能な状態に戻ります。 Prophet-5/10 の電源スイッチを OFF にしてから ON にして手動で再起動すると、アップデートした新しい OS で起動します。「GLOBALS ボタン」を押しながら「プログラムボタン1」を押すとディスプレイに現在の OS バージョンが表示されます。インストールした新しい OS のバージョンが表示されたらアップデート完了です。

重要な注意点

OS アップデートを Prophet-5/10 に送信している間は Prophet-5/10 の電源を切らないでください。OSのアップデートが完了すると Prophet-5/10 は通常の操作が可能な状態に戻ります。アップデート中 Prophet-5/10 のメインディスプレイに2つの数字のが表示されます。最初は 000 から始まり 100 までカウントアップします。これが「読み込み」フェーズです。その後10から始まり0までカウントダウンする2回目の短いシーケンスが始まります。これがアップデートの「書き込み」フェーズです。この段階では電源を切らないでください。OS のアップデートが正常に完了すると Prophet-5/10 は通常の操作が可能な状態に戻ります。その後、電源スイッチを OFF にしてから ON にして手動で再起動すると、アップデートした新しい OS で起動します。

4. SysEx Librarian を使用して macOS から OS をアップデートする

開始する前に Prophet-5/10 以外の他の全てのオーディオ機器、MIDI 機器を取り外し DAW ソフトウェアを終了してください。SysEx Librarian をまだインストールしていない場合はダウンロードしてインストールしてください。

  1. SysEx Librarian を実行します。
  2. 「Destination」メニューから MIDI インターフェースを選択してください。
  3. Add/+ をクリックしてファイルをファイル・リストに追加するか、開いている SysEx Librarian のウィンドウにファイルをドラッグ & ドロップします。ファイル名がファイル・リストに表示され強調表示されます。
  4. コマンドウィンドウのメニューから「Send SysEx」を選択します。Prophet-5/10 のディスプレイには SysEx ファイルの転送の進捗状況が表示されます。ファイルの転送が完了するとカウントダウンが始まり、OS がメモリに書き込まれます。この間は電源を落とさないでください。
  5. アップデートが完了すると Prophet-5/10 は通常の操作が可能な状態に戻ります。 Prophet-5/10 の電源スイッチを OFF にしてから ON にして手動で再起動すると、アップデートした新しい OS で起動します。「GLOBALS ボタン」を押しながら「プログラムボタン1」を押すとディスプレイに現在の OS バージョンが表示されます。インストールした新しい OS のバージョンが表示されたらアップデート完了です。

重要な注意点

OS アップデートを Prophet-5/10 に送信している間は Prophet-5/10 の電源を切らないでください。OSのアップデートが完了すると Prophet-5/10 は通常の操作が可能な状態に戻ります。アップデート中 Prophet-5/10 のメインディスプレイに2つの数字のが表示されます。最初は 000 から始まり 100 までカウントアップします。これが「読み込み」フェーズです。その後10から始まり0までカウントダウンする2回目の短いシーケンスが始まります。これがアップデートの「書き込み」フェーズです。この段階では電源を切らないでください。OS のアップデートが正常に完了すると Prophet-5/10 は通常の操作が可能な状態に戻ります。その後、電源スイッチを OFF にしてから ON にして手動で再起動すると、アップデートした新しい OS で起動します。

トラブル・シューティング

ファイル転送が完了する前にカウントダウンが停止した場合は、Prophet-5/10 の電源を切り、再び電源を入れて手順をやり直してください。これで解決しない場合はバッファサイズや送信速度を調整します。

Windows の場合は MIDI-OX の 「Low Level Output Buffers」の Num と Size の値を2倍にして SysEx ファイルをもう一度送信してください。数値の進行が進む場合は、設定が正しい方向に進んでいることがわかります。数値の進行がゼロから遠くなる場合は、Num と Size の設定を減らしてみてください。Size 設定を2倍または4倍にすることもできます。正しい組み合わせを見つけるまで「Low Level Output Buffers」を数回調整する必要があります。

macOS の場合は SysEx Librarian のメニューから「Preferences」を選択します。「Transmit Speed」をクリックして速度を下げます。その後「Preferences」ウィンドウを閉じて、ファイルをもう一度送信してみてください。問題が解決しない場合は速度をもっと落としてみてください。