Poly Evolver Keyboard

Poly Evolver Keyboard

サポート情報

製品の修理について

Poly Evolver Keyboard は修理サポートを終了しました。

エンコーダーエディションとPEエディションを見分ける方法

ロゴ表記などの変更はありませんが以下の方法で見分ける事ができます。

  • 1.PEエディションの場合、パネルの半分以上のノブがエンコーダー(無限に回る)からポット(時計回りに8時方向から4時方向まで回る、いわゆるツマミ)に変更されています。
  • 2.Prophet'08 KeyboardとPoly Evolver Keyboardの場合はツマミの位置を示す線の有無でも確認できます。(線が無い=ノーマルバージョン 線がある=PEバージョン)

初期バージョン(エンコーダー・エディション)から PE(ポテンショメーター・エディション)への改造サービス

※この改造サービスは終了しました。

Poly Evolver Keyboardのコントロールパネル基板をメーカー純正のPE用基板に交換することでPE(現行品のPEと全く同じ仕様)へ改造することができます。
この改造は(有)福産起業で直接受け付けます。お手持ちのPoly Evolver Keyboardをお送り頂く場合は、必ず弊社まで電話(03-3746-0864)かメール(support@fukusan.com)で事前の予約をお願いいたします。

改造費用

69,800円(税別)※終了しました。

納期

納期は1~2週間程度になります。改造キットのみの販売はいたしません。

改造の内容

既存のエンコーダーが付いた Evolver Keyboard のフロントパネル基板(3枚)をメーカー純正の PE 基板(3枚/ 新品)に交換します。
改造する Poly Evolver Keyboard の製造時期によりデジタル基板の改造も行います。
OSを最新のバージョンにアップデートします。

既存のフロントパネル基板

改造後、既存のフロントパネル基板(3枚)は弊社にて回収させていただきます。

お送りいただく場合の運賃

弊社にお送りいただく場合の送料はお客様のご負担となります。改造後のご返却の送料は弊社にて負担いたします。(沖縄及び離島の場合は一部負担となります)

■ 改造後の変更点

Poly Evolver Keyboard は、77 個すべてのノブがロータリーエンコーダーだったのに対し、Poly Evolver PE Keyboard では77 個のノブのうち 59 個にポット( Potentiometer = ボリューム)が使われています。メモリーに保存されているパッチを呼び出す場合、ポットではパッチが作成された時のノブの位置と現在のノブの位置にずれが生じます。このずれを解消するためにPoly Evolver PE Keyboard には下記の3つのモードが用意されています。また、その他の18個のノブはクリック付エンコーダーに変更されました。

1 : Relative(レラティブ)このモードではノブの現在の位置に保存時の位置(値)が割り当てられます。例えばOscillator Mixのノブは時計の7時~5時(LCDに表示される数値:0~127)の間で変化しますが、現在の位置が3時(数値:100)でも保存時の値の12時(数値:64)が割り当てられます。そのため右に回し始めると数値は64から増加し、右いっぱいに回し切った5時で90になります。91以上にするためには一度7時(値:0)まで戻して下さい。すると数値は0にリセットされ0~127で変化します。Relativeがデフォルトのモードです。

2 : Passthru(パススルー)このモードではノブを回して現在のノブの位置と保存時のノブの位置が一致した直後から実際のLCDに表示される数値が変化します。上の例では現在の3時から左に回して12時になるまでの間はパラメーターもLCDの表示も全く変化しません。11時59分以降、数値は64から減少し始めて終点の7時で0になります。

3 : Jump(ジャンプ)このモードではノブを回すと現在のノブの位置に相対したLCDに表示される数値になります。つまりノブを回した直後に保存時の数値から現在のノブの数値にジャンプします。上の例では現在の3時から右に回して3時01分で数値は64から100にジャンプします。

起動時にお気に入りのプログラムを呼び出したい / 起動時に意図しないプログラムが呼び出される

Sequential / Dave Smith Instruments のシンセサイザーは「Global メニューを使用した際に選ばれていたプログラムを記憶し、次回起動時に呼び出す」という仕様を持っています。

以下の操作で任意のプログラムが起動時に呼び出される様に記憶する事ができます。

  1. 任意のバンク / プログラムを選択します。
  2. Global ボタンを押して Global メニューに入ります。
  3. 再度 Global ボタンを押して Global メニューから出ます。

これで任意のプログラムが次回起動時に呼び出される様になりました。意図しないプログラムが呼び出される場合は、ユーザーが気づかないうちにこの操作が行われた可能性があります。この操作をして希望のプログラムが呼び出される様に設定してください。