Melbourne Instruments

Roto-Control

サポート情報

専用アプリケーション「Roto-Setup App」

Roto-Control の専用アプリケーション「Roto-Setup App」は Melbourne Instruments Web サイトの Roto-Control サポートページからダウンロードできます。

クイックスタートガイド(日本語)

Roto-Control の使用方法や各モードの機能について簡単に確認できるクイックスタートガイド(日本語)です。

ビデオ・ユーザーマニュアル(英語)

Roto-Control の詳細な使用方法と概要については、ビデオ・ユーザーマニュアル(英語)をご覧ください。

ファームウェア更新履歴

ROTO-CONTROL/ROTO-SETUP v1.1.4 (2025/4/16)

バグの修正

  • PLUGIN モードにおいて、Ableton Live のプラグイン/デバイスによってラベル (名前) が上書きされる問題を修正しました。

今後のファームウェア・アップデート

  • ラック/マクロごとに自動マクロ・マッピングをオン/オフできる機能が追加予定です。これにより、自動マッピングの柔軟性の向上が見込まれます。

ROTO-CONTROL/ROTO-SETUP v1.1.3 (2025/4/7)

主要アップデート

  • PLUGIN モードにおいて、Ableton Live のインストゥルメント/エフェクト・ラックとマクロの自動マッピング機能が追加されました。
  • MIDI モードにおいて、内部 MIDI クロックのジッターとタイミングが改善されました。

バグの修正

  • PLUGIN モードにおいて、Ableton Live の「Meld」インストゥルメントに関する問題を修正しました。
  • PLUGIN モードにおいて、ページやデバイス/プラグインを切り替える際に、ノブが Ableton Live に誤った値を送信することがある問題を修正しました。
  • MIX モードにおいて、Ableton Live の「Exclusive Arm」および「Solo」の設定に従うようになりました。

Ableton Live のインストゥルメント/エフェクト・ラックとマクロの自動マッピングに関する注意事項:

Roto-Control は、Ableton Live セット内で選択されているインストゥルメント/エフェクト・ラックとマクロから直接データを取得して、マクロ・コントロールを最初の16個のノブとディスプレイ (2ページ分) に即座にマッピングします。LEARN (学習) 操作を行う必要はありません。これは、Ableton Live からすべてのデータを自動的に取得する MIX モードと同様に機能します。

マクロは、Roto-Control のディスプレイ上に水色で表示されます。Roto-Setup App ではマクロ・コントロール名のカスタマイズはできません。


ROTO-CONTROL/ROTO-SETUP v1.1.2 (2025/3/14)

主要アップデート:

  • タッチ感度の改善。Roto-Control にタッチ感度設定を追加しました。異なる感度レベルの検出が可能になりました。
  • 新機能にアクセス: MODE > System > Touch Sensitivity
  • MIDI モードでの MIDI クロック出力が改善されました。

タッチセンシティビティに関する注釈

今回のアップデートで追加されたタッチ感度設定において感度は LOW から HIGH までの9段階に設定することが可能になりました。デフォルトの設定ではタッチ感度は5に設定されています(ほとんど場合にはこの状態が最適なことが多いでしょう)。

感度が高すぎる場合にはノブがタッチされたように反応する「誤タッチ」が発生する可能性があります。また、強い電磁場も「誤タッチ」の原因となるため、感度を下げることをお勧めします。

バグの修正

  • Ableton Live でトラックの名前を変更すると、Roto-Control 表示の更新が遅れることがあった。
  • 一部のサードパーティ製プラグインが、Ableton Live で遅延を引き起こしていた。

既に判明している問題

MIDI モードで INT クロックを使用した場合、MIDI クロックの安定性に若干の問題があります。これは今後のファームウェア・アップデートで修正される予定です。

Roto-Control のアップデート

ファームウェアをアップデートする前に、Roto-Setup App の'EXPORT ALL'で Roto-Control をバックアップすることを強くお勧めします。

アップデートする前に、Ableton Live と Roto-Setup App は終了させてください。

Roto-Control をアップデートするためには、コンピューターに ROTO-SETUP v1.1.2 をダウンロードしてインストールしてください。

  1. Roto-Setup App を開き、Roto-Control を接続します。
  2. Roto-Setup App が自動的に Roto-Control をアップデートします。
  3. 更新が完了すると、Roto-Control が再起動します。

FAQs (よくある質問)

Roto-Control を初めてお使いになる方は、サポートへお問い合わせいただく前に、こちらの「FAQs (よくある質問)」をご確認ください。

Ableton Live 上で Roto-Control が表示されません。

他の MIDI コントローラーと同様に、Ableton Live の設定ページでデバイスを選択する必要があります。Ableton Live の [環境設定] ページを開き、[Link, Tempo & MIDI] タブに移動します。Roto-Control が「コントロールサーフェス」として選択され、入出力デバイスとして選択されていることを確認します。入出力ポートの「トラック」と「リモート」に必ずチェックを入れてください。「コントロールサーフェス」のリストに Roto-Control が表示されない、または選択できない場合は、Ableton Live を再起動してください。

上記の手順で表示されない場合は?

Roto-Setup App は、Ableton Live 上で動作するために必要なすべての情報を自動的にインストールしますが、Ableton Live のユーザーライブラリの保存場所が見つからない場合があります (保存場所をデフォルトから移動している場合など)。この問題を解決するには、Roto-Setup App を開き [File] メニューから「Select Ableton Live User Library」を選択します。その後、Ableton Live を再起動すると問題が解決します。

注:ユーザーライブラリの保存場所は、Ableton Live の [環境設定] ページの [Library] タブから確認できます。

Roto-Control は MIDI 2.0 に対応していますか?

現在のところ、Roto-Control は従来の MIDI 規格で必要な機能を満たしているため、MIDI 2.0 には対応していません。将来的には MIDI 2.0 への対応を検討しています。

今後、Roto-Control は他の DAW にも対応しますか?

はい、より多くの DAW に対応するように開発を進めています。現時点では、Roto-Control の MIDI モードは、従来の MIDI コントローラーと同様に動作し、MIDI 対応のソフトウェアやハードウェアをコントロールすることが可能です。

ノブのハプティクス (触覚フィードバック) はどのように変更できますか?

Roto-Setup App では、MIDI および PLUGIN モード時のすべてのノブとボタンの設定 (MIDI の割り当て、ラベル、カラー、ハプティクス、トグルなど) をカスタマイズできます。

Roto-Control は SysEx (システム・エクスクルーシブ) を送受信しますか?

いいえ、SysEx は Roto-Control と MIDI 対応機器との間での双方向通信には十分な速度がありません。SysEx はパッチエディターやシンセサイザーとの間でのデータ転送に適しています。

Roto-Control はサードパーティーのプラグインと連携しますか?

はい、サードパーティーのプラグインと連携するには、まずアサインしたいプラグインのパラメータを設定します。デバイスのタイトルバーにある三角ボタンを開き、[Configure] ボタンを押して、アサインしたいパラメータを選択します。

すると、これらのパラメータを Roto-Control にアサインすることできます。

Roto-Control の LEARN ボタンを押し、アサインしたいノブまたはボタンをタッチし、プラグインのパラメータを動かします。もう一度 LEARN ボタンを押すとアサインが完了します!

STORE DEMO モードを終了するには?

Roto-Control が DEMO モードで起動した場合は、Roto-Setup App をダウンロードし、ファームウェアを更新する必要があります。Roto-Control が DEMO モードになってしまった場合は、電源を切り、再起動してください。

PLUGIN モードでノブやボタンのコントローラー・アサインを解除するには?

LEARN ボタンを押しながら、アサインを解除したいノブまたはボタンを1回タッチします。ディスプレイに「CLEAR?」と表示されるので、もう一度そのノブまたはボタンをタッチして確定します。

2台の Roto-Control を同時に使用できますか?

現時点では推奨されていません。PLUGIN モードと MIX モードが互いに干渉する可能性があり、機器やユーザー自身を混乱させる原因になります。Roto-Control は、他のコントローラーや機器と補完的に使用できるようコンパクトに設計されています。

Roto-Control はオーディオレートのモジュレーションができますか?

ほぼ可能です。Roto-Control のノブは非常に高速に動きます。実際に試して、ノブの動きを観察してみてください!

Melbourne Instruments は新しい機能を開発していますか?

はい、Roto-Control に新しい機能を追加するための開発を進めています。Melbourne Instruments のソーシャルメディアをフォローして、Roto-Control の最新機能をご確認ください。

ご意見をお聞かせください。機能に関するご要望は以下のメールアドレスまでお送りください。

featurerequests@melbourneinstruments.com
Roto-Control は Ableton Push 3 と連携しますか?

はい。ただし、Push 3 のモード (Control または Standalone) と、Roto-Control のモード (MIDI、PLUGIN または MIX) によって異なります。

  • Roto-Control のPLUGIN と MIX モードは、Push 3 がコンピューターに接続されている Control モードでのみ動作します。
  • MIDI モードの Roto-Control と Standalone モードの Push 3 を一緒に使用する方法

Roto-Control の MIDI モードは、Push 3 の Standalone モードとのみ動作します。

  1. Roto-Control のノブ/ボタンを設定し、各コントロールに MIDI チャンネルと CC を割り当てます(Roto-Control はデフォルトでは MIDI チャンネルや CC が設定されていないため、最初にこれを行う必要があります)。
  2. Push 3 を Control モードで使用し、Ableton Live の MIDI マップモードで Roto-Control のノブ/ボタンを選択した Ableton Live のデバイス/プラグイン (またはコントロール) にマッピングします。
  3. Ableton Live セットをコンピューターにローカル保存します。
  4. 保存した Ableton Live セットを Push 3 に送信します。
  5. Push 3 をStandalone モードに切り替え、保存した Ableton Live セットを開きます。

これで、MIDI モードの Roto-Control と Standalone モードの Push 3 を一緒に使用できるようになります。