

NINA
サポート情報
最新ファームウェア
NINA の最新ファームウェアは Melbourne Instruments Web サイトのサポートページからダウンロードできます。
アップデート方法は製品に付属しているマニュアルをご覧ください。
プリセット・パック
NINA のプリセットパックは Melbourne Instruments Web サイトのプリセットページからダウンロードできます。
プリセットのインポート方法は製品に付属しているマニュアルをご覧ください。
ファームウェア更新履歴
NINA 2.0b1 (Beta) (2025/5/2)
新機能
- 新しいマルチトラック・シーケンサーを搭載:4トラック (1トラックあたり最大64ステップ)、ポリフォニック、ポリメーター、ステップ単位のパラメータ・ロック
- 64種類の新しいノイズタイプを追加:パーカッションヒット、デジタル、メタルなど、ワンショットおよびループとして利用可能
- エフェクト・パラメータが MIDI CC でアドレス指定できるようになりました (以下の詳細を参照)。
バグの修正
- 外部テンポ同期の改善。
既に判明している問題
- アルペジエーター (Arp) が動作しない。
注:アルペジエーターはマルチトラック・シーケンサー・モードでは意図的に無効化されています。 - 一部のメニューで Back ボタンが機能しない。
READ ME:ベータ版リリース情報
このベータ版ファームウェアはテストおよび評価を目的として提供されています。Melbourne Instruments は、このベータ版ファームウェアがテスト段階にあり、バグ、エラー、不安定性が含まれている可能性があることをあらかじめご了承ください。このファームウェアの使用から生じる結果については、ユーザーが責任を負うものとします。Melbourne Instruments は、このベータ版をインストールする前に NINA をバックアップすることを推奨します。このベータ版に関するご意見、ご要望は以下のメールアドレスにご連絡ください:nina@melbourneinstruments.com
アセット
ベータ版ファームウェア:https://www.melbourneinstruments.com/support
マニュアル補足 (英文):https://www.melbourneinstruments.com/support
PATTERN バンク:https://www.melbourneinstruments.com/presets#patterns
NINA の一般的な操作についての詳細は、付属の NINA ユーザーマニュアルをご参照ください。
ベータ版ファームウェアのインストール方法
- www.melbourneinstruments.com/ から NINA ファームウェアをこちらからダウンロードし、.swuファイルを FAT32 形式でフォーマットされた USB フラッシュドライブにコピーします。
- NINA の電源を切り、USB-A ポートのいずれかにフラッシュドライブを挿入し、NINA の電源を入れます。ノブのキャリブレーションが開始され、.swu ファイルが読み込まれます。
- 再起動後、NINA はアップデートを開始します。このプロセスには最大で10分かかる場合があります。進行中は砂時計のアイコンが回転して、ユニットが動作中であることを示します。警告:アップデート中は電源を切らないでください。
- アップデートが完了すると再起動を要求されるので、OK を押してください。新しいファームウェアがロードされ、ユニットが再起動します。
注意:ベータ版ファームウェアを削除するには、NINA v1.4.1 ファームウェアを再インストールしてください。ファームウェアのダウンロードはこちら:www.melbourneinstruments.com/support
PATERN バンクのインポート
新しいマルチトラック・シーケンサー・モードでは、PATTERN を使用します。各 PATTERN は、プリセット・サウンドとすべてのシーケンス・データを内包した4つのトラックが含まれています。PATTERN は新しいマルチトラック・シーケンサーがどのように機能するのかを知るのに最適です。
PATTERN バンクのインストール方法
PATTERN バンクは .zip ファイルとして保存されます。PATTERN バンクの名前はファイル名に含まれており (例:MYHOT_PATTERN_BANK_.zip)、その中のパターンは .json ファイルです。インポートするには、必要な .zip ファイルが入った USB フラッシュドライブを挿入します。
- SYSTEM > BANK/PRESET MANAGEMENT に入ります。マルチトラック・シーケンサー・モード時では、SEQ ボタンを押してから SYSTEM ソフトボタンを押します。
- 表示されたリストから Import Pattern Bank を選択します。
- インポートしたい .zipファイルを選択し、NEXT ソフトボタンを押します。
- PATTERN をインポートしたいバンクを選択し、再び NEXT ソフトボタンを押します。
- 選択したバンクに既存ファイルがある場合、マージ (Merge) するか上書き (Overwrite) するかを尋ねられます。
- OVERWRITE ソフトボタンを押して確定します。
エフェクト・パラメータの MIDI CC
PARAMETER | MIDI CC |
---|---|
Chorus Level | 44 |
Chorus Mode | 45 |
Delay Level | 46 |
Delay Time | 47 |
Delay Time Sync | 48 |
Delay Feedback | 49 |
Delay Tone | 50 |
Reverb Shimmer | 51 |
NINA v1.4.1 (2024/7/22)
バグの修正
- MIDI クロック入力使用時のテンポのずれに関する問題を修正。
- 24bit のウェーブテーブルのインポートのサポートを改善。
- ポリフォニック・アフタータッチの強弱を調整。
- ウェーブテーブルを削除すると、他のウェーブテーブルが削除されることがある問題を修正。
NINA v1.4 (2023/11/2)
世界初のモーター駆動式コントローラーを採用した12ボイス・アナログ・ポリフォニック・シンセサイザー Melbourne Instruments NINA の最新ファームウェア1.4が公開されました。要望の多かった MORPH のモジュレーションや、スコープ、ウェーブテーブル・ビジュアライザーなどの新機能が追加され、機能性が向上しています。
モジュレーション・マトリクスのデスティネーションに「MORPH」を追加
MORPH がモジュレーション・マトリクスのデスティネーションとして追加されました。MORPH をモジュレーションのデスティネーションとして選択するには、MOD メニューに入り、MORPH ノブを回します。
DATA ノブで EG2 LEVEL、または MOPRH をデスティネーションとして選択できます。
アフタータッチやエクスプレッションなどのモジュレーション・ソースを MORPH のモジュレーションに使用し、MIDI コントローラーのキーボードやパッドなどを使用してダイナミックなサウンドを作成しましょう。
スコープと波形表示
NINA の新しいスコープと波形表示により、ADSR エンベロープの調整や他のパラメーターの変更の影響を、より明確に視覚的に確認することができます。
スコープ・モードはディスプレイ下のボタンで表示を切り替えます。
- SCOPE OSC はオシロスコープを有効にします。
- SCOPE XY は XY (ゴニオメーター) モードを有効にします。
ウェーブテーブル・ビジュアライザー (SHAPE ボタンを押すと表示されます) は、NINA で使用可能なウェーブテーブルを視覚的に表示し、目的のウェーブテーブルをより簡単に素早く見つけることができます。
その他の新機能
- LAYERメニューにOCTAVE OFFSET オプションを追加。選択したレイヤーのノートを選択可能なオクターブ数だけオフセットします。
- EG1 と EG2 VCA メニューでエンベロープの LEVEL を設定できるようになりました。
- MORPH の値をパッチに保存して呼び出せるようになりました。
バグの修正
- MIDI CC 経由でオートメーションをかける際の、MIDI ノートのタイミングのばらつきを改善。
- LFO のTempo Sync ON 時のレート選択を修正。
- LFO 2 の Slew が正しくスケーリングされず、LFO 1 と一致しなかった問題を修正。
- モジュレーションのアマウントを負の範囲に設定した際の LFO のレートが誤って速くなるバグを修正。
- ウェーブテーブル・ファイルをインポートする際のエラー処理を改善。
- 複雑なモジュレーションを実行した際のオシレーターのチューニングの安定性を改善。
- サスティンペダルによるノートスティールのアルゴリズムを修正。
- NINA を長時間起動したままにしておくとスローダウンすることがあった問題を修正。
- リバーブのステレオパンのバグを修正。