Morphagene
Make Noise

Morphagene

サポート情報

ファームウェア・アップデート

最新のファームウェアは Make Noise Web サイトの製品ページで公開されています。

アップデート方法

アップデートは Make Noise の製品ページで配布されている最新ファームウェアのファイルに含まれるアップデーターのオーディオファイル(WAV ファイル)を、特定の手順で Morphagene に読み込ませて行います。

  1. コンピューターまたはスマートフォンでアップデータのオーディオファイルを開きます。(ファイル名の例 :mg203.wav)
  2. オーディオファイルの再生中に他のアプリケーションのサウンド(電子メール/ IM アラート、通知、音楽、ビデオなど)が再生されないように、ミュートされていることを確認します。コンピューターとスマートフォンで Wi-Fiと Bluetooth をオフにするには「機内モード」に設定します。
  3. Morphagene から microSD カードを取り出します。
  4. 再生デバイスの出力を Morphagene の Left Signal IN にパッチします。オーディオファイルを再生する装置で音量を70%にします。可能であれば Morphagene の Left Signal OUT から出力するサウンドをモニターしてください。
  5. Morphagene の REC ボタンを押しながらシステムの電源をオンにします。
  6. 電源をオンにすると、SPLICE ウィンドウは緑色になり、その他のウィンドウはすべてオフになります。 REC ボタンを離します。
  7. アップデーターのオーディオファイルの再生を開始します。
  8. Morphagene のアクティビティ・ウィンドウがパターンで点滅し、正常にデータを受信している事を表示します。Left Signal OUT をモニターしている場合は上昇音が鳴ります。
  9. プロセスが終了すると Morphagene がすべてのライトを点滅させ上昇音が止まります。
  10. システムの電源をオフにします。Morphagene の SPLICE ボタンを押しながらシステムの電源をオンにします。SPLICE ウィンドウが緑色に点灯して起動します。SPLICE ボタンを離します。
  11. VARI-SPEED コントロールをフルレンジで回し、反時計回りと時計回りにそれぞれ回し切ります。順序は関係ありません。この手順が完了したらもう一度 SPLICE ボタンを押してからシステムの電源を OFF にして、最後にもう一度電源を ON にします。
  12. 電源を ON にした際に REEL および SPLICE ウィンドウでウィンドウの色を確認します。これらの色はファームウェアのバージョンを表示しています。

これで Morphagene のアップデートは完了しました。SDカードを Morphagene に戻します。

このプロセスに問題がある場合は、再生デバイスの音量を100%にしてもう一度試してみてください。それでも問題が解決しない場合はサポートまでご連絡ください。

更新履歴

MG203

電源投入時のアクティビティ・ウィンドウの色 | Reel = Light Pink/White, Splice = Green

※お持ちの Morphagene が既にこれらの色でアップデート済みの場合、このアップデートは必要ありません。

※シリアル番号6519以降はインストール済み

  1. 新しいオプションが追加されました。Morphagene に挿入されている microSD カードのルートディレクトリにある「options.txt」ファイルにあります。このファイルの詳細については、英語マニュアルの34ページにある MG155 の更新ログを参照してください。

    新しいオプション mcr1、mcr2、mcr3 では、ユーザー定義可能なモーフコード比の設定(Morph を最高に設定している場合の2番目から4番目の Gene のデチューン)が可能です。一般的な設定は 2.00000(+1オクターブ)、3.00000(+1オクターブ&5th)、および4.0000(+2オクターブ)です。0.06250(-4オクターブ)から16.00000(+4オクターブ)までの任意の比率を設定できるようになりました。比率は小数点以下5桁まで正確にせっていできます。負の値を使用して、この設定で1つ以上の個々の Gene を逆再生することもできます。値が1.00000の場合、ユニゾンになります。(デチューンなし。)12-TET 比率のリストは、コピー/ペーストで簡単に設定できるよう、テキストファイルにコメントとして記載されています。

  2. オートレベル機能は、改善された入力ゲイン・ステージングに置き換えられ、4段階のゲイン(青-緑-オレンジ-紫)を選択できるようになりました。使用するには REC ボタンを押しながら Shift ボタンを押して、ゲイン設定を切り替えます。Blue: low -3db, Green: modular level, Orange: medium +6db, Purple: high +12db.
  3. 再生ゲインを mg157 以前のレベルに戻し、TLA および Record-Into-New-Splice 機能を改善しました。
  4. (2)および(3)が連携するように内部処理が改善され、入力および再生時の S/N 比が大幅に改善されました。
  5. マイナーバグを修正しました。

MG157

電源投入時のアクティビティ・ウィンドウの色 | Reel = Orange, Splice = Violet

  • マイナーバグの修正
  • プレイバック時のゲインが2/3(-3.5dB)に調整されました。このゲインはタイム・ラグ・アキュムレーションの前のため機能に影響します。

MG155

電源投入時のアクティビティ・ウィンドウの色 | Reel = Orange, Splice = Orange

※シリアル番号3511以上はインストール済み

  • マイナーバグの修正
  • ユーザーが定義可能なファームウェア・オプション : SD カード内に追加される options.txt ファイルを書き換えることにより、下記の新しい3つの機能を含む合計9つのオプションを設定できます。
  • – バリ・スピード・パラメータを 1V/Octave で制御
  • – オーディオレートでのフェイズ/ポジション・モジュレーション
  • – スムーズな ジーンウィンドウ処理