VCA

VCA はコンパクトな 4HP サイズながらフル機能、高精度、ユーロラック向けにチューニングがされたアナログ・ボルテージ・コントロールド・アンプです。 その中心となるのは制御回路の斬新な設計で、ログ、リニア、エキスポネンシャルの3つの異なるレスポンス・カーブを連続的に変化させる事ができる機能です。1つのモジュールで3種類の形状をすべて得ることができます。オサム・ホシュヤマ氏によるこの特別な制御回路の設計はこの VCA モジュールに採用され、あらゆる用途に柔軟に対応できる優れたシンセサイザー用 VCA になりました。オーディオと CV モジュレーションの両方のレベル・コントロール、オーディオのゲーティング、アンプリチュード・モジュレーション（AM）・エフェクトなど多彩な用途に使用できます。

VCA とはボルテージ・コントロールド・アンプの略でオーディオ・ゲートとも呼ばれています。どのユーロラック・システムにも欠かせないモジュールであり、それがなければシステムは完成しません。このコンセプトは入力、出力において、入力した信号をどれだけの量、出力に渡すかを設定するコントロールです。

優れた VCA とは「通過する信号へのコントロール信号の漏れを最小限に抑え、通過する信号に加わる歪みを最小限に抑える VCA」 の事です。 優れたオーディオ・ゲートとは「コントロール信号が VCA を完全に閉じるように指示したときに、入力から出力への信号の漏れを最小限に抑える」オーディオ・ゲートの事です。これらは優れたサウンドと優れたレスポンスの VCA を実現するために最も重要な条件であり、Tiptop Audio がデザインする上で最も気を使った部分です。フロントパネルの2つの LED ピーク・インジケーター・ライトは、入力した CV またはオーディオ信号に反応して点灯します。オーディオのクリッピングすぐに気付きますが、CV のクリッピングは見過ごされがちで、VCA を駆動するエンベロープのダイナミック・レンジ全体を視覚的に把握するためにここに搭載されています。

Tiptop Audio VCA を使用するとモジュールの異常を気にする事無く、クリエイティブな作業に集中することができます。優れたサウンドのシンセサイザー用 VCA がここに生まれました。