Trigger Riot はクロックディバイダーベースの革新的な8チャンネル・トリガーシーケンサーです。一般的なトリガーシーケンサーが16個のステップボタンを使用して任意のタイミングでトリガーを設定するのに対し、Trigger Riotはクロックディバイダーがマトリクス・ミキサー上に並んだ設計となっており、主に「クロックディバイドレート」でトリガーを設定します。
本体に16個並んだエンコーダーを使用して横4チャンネル、縦4チャンネル、合計8チャンネルのシーケンスを同時に出力します。1チャンネルにつきその列に並んだ4つのエンコーダーで設定したディバイドレートによるトリガー信号がミックスされ、各トリガーアウトプットから出力されます。ディバイドレートの他にもModeを切り替える事で7種類のパラメーターを設定し細かなニュアンスを設定可能です。Trigger Riotには2つの動作モードがあり、Matrixモードは1つのエンコーダーを回すと縦のチャンネルと横のチャンネル両方に作用します。Independentモードは縦のチャンネルと横のチャンネルそれぞれを独立して設定可能です。
パターンの長さはCycle StartとEndを設定して自由な長さに設定可能です。作成したパターンは4パターン x 4バンク保存でき、リアルタイムに切り替えて演奏できます。各チャンネルはミュートボタンでリアルタイムにミュート可能。テンポは本体のディスプレイを見ながらBPM単位で設定でき、クロックIN/OUTのレートはは標準的な16THとDIN SYNCベースの24PPQにも対応しています。
モード
- DIVIDE
- クロックディバイドレートを設定
- STEP
- ディバイドレートとは別に任意のタイミングへトリガーを設定
- PROBABILITY
- トリガーが出力されるかどうかのランダム性を調節
- SPEED
- 内部クロックに対するタイムベースの設定
- CLOCK SHIFT
- クロック全体に対する遅延の度合いを設定
- TIME SHIFT
- クロックパルス一つに対する遅延の度合いを設定
- PULSE WIDTH
- 出力されるトリガー/ゲートのデューティー比を設定
製品名 | Trigger Riot(Black Panel) |
製品種別 | ユーロラック・モジュラーシンセサイザー |
定価 | 74,900 円(税別) |
JAN コード | 4580646111408 |
幅 | 28HP |
奥行き | 28mm |
消費電流 | +12V : 200mA |