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Modor
モドー
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デジタルである、という誇り
Modor は DSP 技術を使用しデジタルサウンドの創造の世界を探求する、ベルギーのシンセサイザー・メーカーです。2015 年にフラグシップ・モデルである NF-1、2017 年にはそのテーブルトップ・バージョンである NF-1m を発売。そのサウンドはクラシックなアナログ・シンセやバーチャル・アナログ・シンセでは到底奏でる事ができない、煌びやかで独自の世界を持ったサウンドです。80〜90 年代の FM や加算合成方式のシンセに代表されるようなクラシックでどこかレトロなデジタルサウンドから、ファットなアナログ風サウンド、異世界を思わせるアトモスフィアまで、そのサウンド・バリエーションは可能性に満ち溢れています。NF-1 の一部のセクションをモジュール化したユーロラック・モジュールも開発しています。
ハードウェア
ソフトシンセは間違いなく今日の音楽業界で重要な役割を果たしており、安価でかつ多用途です。しかし専用のハードウェア・シンセサイザーが無くなることはありません。そのサウンドは特別なキャラクターを持ち、マウスを動かして操作する事なく実際のノブを回す直感的なオペレーションは、何物にも代え難い体験です。起動時間もインストールするドライバもありません。そしてすべてのパラメータに専用のノブがあるのがハードウェア・シンセサイザーの魅力です。
デジタル
「アナログこそリアルで、デジタルは単なる安い模倣品だ!」あなたも以前に聞いたことがあると思います。しかし我々はこれが本当だとは思いません。アナログはデジタル機器では不可能なことがでますが、その逆もまた然りです。デジタルでアナログを完全に再現しようという試みが成功することは決して無いだろうというのは本当です。しかし Modor シンセはそのために作られている訳ではありません。
オリジナル
デジタルサウンドの世界にはまだまだ沢山の発見があります。よく知られたバーチャル・アナログ・ハードウェアの構造を使用していますが、Modor はそこから更に進んでいます。新しいノイジーなオシレーター・モデル、デジタルの独特なフィルタリング、そして特別なモジュレーション。私たちは新しいアイデアを試したり、波形を生成するアルゴリズムを整えたり、また時には間違いを犯したり、日々試行錯誤しています。