6種類の遅延段数(396/662/1194/1726/2790/3328)を出力するTapped BBDでより複雑な音作りが可能。
A-188-2は Bucket Brigade Device (BBD)と呼ばれる機能をベースにしたもう1つのモジュールです。もしあなたがBBDにあまり詳しくない場合はA-188-1を参照してください。ここではA-188-2に関する特徴的な機能をご紹介します。 A-188-1とA-188-2の主な違いは全く異なる規則性と音質を生み出すBBD回路の違いです。A-188-1は1つのシグナルインプットと1つのシグナルアウトプットのみを持つ異なるBBDチップを使用しています。それに対してA-188-2はtapped BBDと呼ばれるBBDチップを使用しており、BBD stages 396, 662, 1194, 1726, 2790そして3328の(tapsと呼ばれる)6つの出力を利用可能です。A-188-2ではこれらのモジュールの特徴を得るため、特別なBBD回路(MN3011)を使用をしています。 このモジュールは2つの別ユニットのミックスノブを搭載しています。レベルとポラライザーの両ミキサー用の各BBD出力は2つのミックスノブで調節が可能です。新しいタイプのポテンショメーターはセンタークリックが付いており、センターポジションを見つけやすくなっています。両ミキサーはMIXノブで元音とBBDmixの調節が可能です。2つの出力はステレオ出力として使用可能です。また2つの異なる用途でお使いいただくことも可能です。 A-188-2はフィードバックセクションを持ち、その点はA-188-1にとても似ています。ただA-188-2は6つの異なるBBD出力を持っていますので、6つの異なるタイプのフィードバックが可能です。フィードバックは(フロントパネルに示してあるように)出荷時に”396″の出力に内部接続されていますが、パッチングによりその他の出力からの接続も可能で、それによって異なるフィードバック効果を得られます。( 例えばVCAのような)外部モジュールとの接続も可能です。フィードバックノブはポラライザー機能を持っており、センターポジションでニュートラルです。センターポジションより左ではフィードバック信号は入力信号より減算され、センターポジションより右では加算されます(negative feedback/positive feedback)。このポテンショメーターもセンタークリックが付いています。
※出力ジャックの印刷に誤りがあります。正しくは左のペアがOutput2、右のペアがOutput1です。
製品名 | A-188-2 Tapped BBD |
製品種別 | ユーロラック・モジュラーシンセサイザー |
定価 | 39,400 円(税別) |
JAN コード | 4582348922306 |
生産完了 |
幅 | 30HP |
奥行き | 70mm |
消費電流 | +12V : 120mA
-12V : 50mA |