A-126-2 Frequency Shifter は、入力されたオーディオ信号のすべての周波数を同じ量だけシフトさせる、フルアナログのフリーケンシー・シフターです。
例えばシフト周波数が200Hzの場合、1000Hzは1200Hzに、2000Hzは2200Hzに、3000Hzは3200Hzに、とシフトしていきます。これは、すべての周波数が比例してシフトするピッチシフト(例:1000 > 1200Hz、2000 > 2400Hz、3000 > 3600Hz)とは異なります。
内蔵のクアドラチャー VCO の周波数レンジは約8オクターブ(約20 Hz ~ 5 kHz)です。必要に応じて外部のクアドラチャー VCO を使用することもできます。
コントロールと入出力
- Frequ.1 : シフト周波数のマニュアル・コントロール(coarse)
- Frequ.2 : シフト周波数の2つ目のマニュアル・コントロール(fine)
- FCV in および FCV : シフト周波数の外部 CV コントロール用のアッテネータ付き CV 入力
- Mix:アップ / ダウン・シフトのミックス量のマニュアル・コントロール
- Mix CV in および Mix CV : アップ / ダウン・シフトのミックス量の外部 CV コントロール用のアッテネータ付き CV 入力
- Audio in、Level、Overload(LED): アッテネータ付きオーディオ入力
- (標準オーディオ入力レベル=1Vpp、入力レベルはオーバーロード LED が少し点灯し始める程度に調整する必要があります。)
- Audio Out : フリーケンシー・シフターのオーディオ出力
- Squelch : スケルチ機能のコントロール
- ノブを左に回すと、エンベロープ・フォロワー信号で VCA が制御されます。ノブを右に設定すると VCA は全開になりスケルチ機能は無効となります。
- VCO Outputs : 内蔵クアドラチャー VCO 出力、約12Vpp(+6V/-6V)。
- ext. VCO inputs : 内蔵クアドラチャー VCO の代わりに外部のクアドラチャー VCO を使用する場合に使用します。
- VCA ext. CV : 外部 CV で VCA を制御するために使用します。このとき、内臓のスケルチ機能は無効となります。
専用の拡張モジュールにより、アップ / ダウン・シフトの個別出力、ドームフィルター出力、リングモジュレーター出力、エンベロープ・フォロワー出力、2つ目のオーディオ入力を追加できます。
製品名 | A-126-2 Voltage Controlled Frequency Shifter II |
製品種別 | ユーロラック・モジュラーシンセサイザー |
定価 | 70,000 円(税別) |
JAN コード | 4580646111965 |
関連製品 | A-126-2EXP Frequency Shifter II Expander Module |
幅 | 8HP |
奥行き | 60mm |
消費電流 | +12V : 80mA
-12V : 70mA |