Easel Command

Buchla Easel Command について

Easel Command（イーゼル・コマンド）は、208C モジュールに MIDI と CV コントロールを備えるデスクトップ・タイプへとアップデートした、スタンドアローンのシンセサイザーです。

Buchla の Joel Davel 氏は、伝説的な Music Easel の新しいバージョンを作成するために、より柔軟性のあるモジュールと独立性を持った機器を開発し、同時に Ableton のような様々な DAW や、Sensel Morph を含む非常に表現力豊かな MIDI コントローラーなど、より多くのインターフェース・デバイスと簡単に接続する方法を用意しました。デフォルトの構成では完全なアナログであり、低コストで優れた機能を備え、ユニークで洗練された Buchla 体験を提供します。

以前の Easel / 208 との比較

• MIDI入力(USB B/DIN)が Easel Command では標準装備（208C ではオプション）
• 2 x 1/4″オーディオ出力(Easel Command のみ)
• 1 x 3.5mm 1v/oct 入力(キーボード入力へ内部結線) (Easel Commandのみ)
• 1 x 3.5mm ゲート入力(サスティン付きBuchlaキーボードパルスに変更)(Easel Commandのみ)
• MIDI A (USB ホスト) オプションの拡張ポート
• オシレーターとゲートから独立した入出力を得るための5つのオーディオ接続、モジュレーションオシレーターへの FM入力
• ノブやフェーダーをコントロールするためのバナナ CV 接続を5つ追加。異なる入力に独立してパルスを送ることが可能になりました
• Aux 入力がない場合、アナログホワイトノイズが生成されます（266回路を使用）
• よりロジカルになった上段のレイアウト
• パワー/コントロール・モードに LED インジケーターが追加されました
• パルサーに、シングル・パルス・スイッチと専用のモードが追加されました
• モジュレーション・オシレーター・セクションが緑色になり、各メイン・セクションがそれぞれ色付けされました
• オシレーター周波数はより正確になり、スケーリングされた CV 入力レンジは従来のレンジから 1.2v/oct まで調整できます
• 新しいモジュレーションオシレーターとエンベロープジェネレーターの CV 入力を一般的な入力レンジで動作するように調整することができます
• オシレーターは、キーボードと CV 入力の両方で、希望するオクターブあたりの電圧レンジに調整することができます
• Buchla 以外の高いゲインの入力がある場合には、ゲート 1 入力のゲインを下げることもできます
• １枚の回路基板とモジュール式のケースになり、メンテナンスが容易です。208c モジュールは 200e のケースに収まるように設計されています
• プログラムカードコネクターには、将来的にユニット内部から iProgram Card のようなプリセットコントロールを行うための標準的なヘッダーを装備しています
• 新しいコネクターにより、プラグイン MIDI インターフェイスを使用可能にし、ステレオデジタル FX オプションを用意（将来的には、オプションのアドオンとして追加予定）
• ステレオ仕様。208 は常にモノラル・シンセでしたが、ステレオ・デジタル・エフェクト（将来的にオプションで追加予定）を接続すると、MIX OUT とヘッドホンでステレオ出力が得られます
• 新しい電源コネクタと、より長いケーブルは、ケースの柔軟性と取り外し可能性を備えており、Easel 電源ボードの最新のリビジョンとも互換性があります
• 将来的には、オプションのプリセット管理機能がアドオンとして追加される予定です

Specifications

入出力

• MIDI In
• USB (コンピューターと接続)
• オーディオ出力
• ground(グランド)
• Key Sust.（サスティン）
• ヘッドホン・アウト (208c のコントロールパネルに配置)
• プログラム・インターフェース・スロット (208c のコントロールパネルに配置)

付属品

• ACアダプター（DC12V）+ ACケーブル
• バナナ・ケーブル ：（10" Orange）25.4 cm x3
• バナナ・ケーブル ：（20" Green）50.8 cm x2
• Tini-Jax・ケーブル：（18" Yellow）45.72 cm x1
• ショーティングバー：（Blue） x4
• 日本語取扱説明書

※付属品はロットにより数量や内容が変わる場合があります。