
285e Frequency Shifter / Balanced Modulator は2つの機能を備えたBuchla 200e シリーズのモジュールです。
フリーケンシー・シフター
モジュールの上部はフリーケンシー・シフターです。基本となる周波数は外部から入力する事も内部で発生させる事もできます。内部で発生させる場合、FM を使用したモジュレーションと CV によるコントロールが可能です。出力はアップ/ダウンを同時に利用できます。
バランスド・モジュレーター
モジュールの下部は独立したバランスド・モジュレーターです。モジュレーションの量は CV コントロールされ、フリーケンシー・シフターの場合と同様に基本となる周波数は外部から入力する事も内部で発生させる事もできます。バランスド・モジュレーションの出力とは別にクラシックなリング・モジュレーター専用の出力も備えています。
すべての 285e のパラメーターは 206e Mixer / Preset Manager または 225e MIDI Decoder / Preset Manager のプリセット・マネージャーを使用して記憶と呼び出しができます。
製品名 | 285e Frequency Shifter / Balanced Modulator |
製品種別 | Buchla モジュラーシンセサイザー |
定価 | 309,000 円(税別) |
※こちらの製品は Five G music technology 専売品です。 このモジュールは Buchla 200e シリーズのモジュールで、動作させるためには Buchla モジュール用(4Uサイズ)のケースが必要です。一般的なユーロラック・モジュラーシンセサイザー用のケースには、パネルのサイズと電源の規格が違うためマウントできません。 モジュールのオーディオ信号と CV、ゲート、クロック信号はユーロラックと相互に接続して使用できますが、端子形状、またゲインや電圧レンジが異なることには注意してください。 Buchlaのオーディオ信号はラインレベル(約2Vpp)で設計されています。オーディオ信号の入出力であるジャックはTiniジャックと呼ばれるものであり、ユーロラックの3.5mmの直径に比較してわずかに太いものです。CVの電圧範囲は0~10V、ゲート/トリガー信号はON時に約+10Vで設計されています。バナナ端子をユーロラック用の3.5mm端子にケーブルなどで変換をする必要があります。 これらは端子変換を行うことでユーロラックと接続可能ですが、より正しい動作を求める場合はユーティリティモジュールを使用して電圧範囲を適正に変換することを推奨します。 |