
256e Quad Control Voltage Processor は Buchla 200e シリーズのモジュールです。
入力した CV を代数函数処理し出力するプロセッサを4チャンネル搭載しています。各プロセッサには2つのステージがあり、最初のステージは2つの入力の間の CV パンニングを、2つ目のステージは入力と出力との間のリニア変換をします。さらに非リニア変換を可能にするために単一のブレークポイントを追加する事もできます。
256e のコントロールは簡単に理解する事ができます。ノブと入力したCVで入力電圧を選択します。 追加のノブは0ボルトと10ボルトの入力に対する出力電圧を決定します。 ブレークポイントが呼び出された場合、別のペアのノブがブレークポイントの入力値と出力値を設定します。
このモジュールが可能なプロセスはスケーリング、反転、加算、乗算、加重平均、CVの選択です。LED は変換関数と出力レベルをグラフィカルに表示します。
すべての 256e のパラメーターは 206e Mixer / Preset Manager または 225e MIDI Decoder / Preset Manager のプリセット・マネージャーを使用して記憶と呼び出しができます。
製品名 | 256e Quad Control Voltage Processor |
製品種別 | Buchla モジュラーシンセサイザー |
定価 | 281,000 円(税別) |
※こちらの製品は Five G music technology 専売品です。 このモジュールは Buchla 200e シリーズのモジュールで、動作させるためには Buchla モジュール用(4Uサイズ)のケースが必要です。一般的なユーロラック・モジュラーシンセサイザー用のケースには、パネルのサイズと電源の規格が違うためマウントできません。 モジュールのオーディオ信号と CV、ゲート、クロック信号はユーロラックと相互に接続して使用できますが、端子形状、またゲインや電圧レンジが異なることには注意してください。 Buchlaのオーディオ信号はラインレベル(約2Vpp)で設計されています。オーディオ信号の入出力であるジャックはTiniジャックと呼ばれるものであり、ユーロラックの3.5mmの直径に比較してわずかに太いものです。CVの電圧範囲は0~10V、ゲート/トリガー信号はON時に約+10Vで設計されています。バナナ端子をユーロラック用の3.5mm端子にケーブルなどで変換をする必要があります。 これらは端子変換を行うことでユーロラックと接続可能ですが、より正しい動作を求める場合はユーティリティモジュールを使用して電圧範囲を適正に変換することを推奨します。 |