
250e Arbitrary Function Generator は Buchla 200e シリーズのモジュールです。
16個のステージにはそれぞれコントロールとタイムの2つの CV の値を格納しており、ステージへアクセスする事で格納された電圧を呼び出します。コントロールは円形に並んだ16ステージの外側の大きなノブで、タイムは円形に並んだ16ステージの内側のノブで値を決めます。この2つとは別に第3の CV を格納する事もできます。コントロールとタイムは補間、クオンタイズ、外部 CV による書き換えができます。
ステージは内部クロック、外部から入力したパルス、MIDI クロックにより進み、クロックの分解能の変更もできます。
2つのプログラム可能なパルス出力、ステージの位置を CV コントロールするための機能を搭載しています。各ステージに関連付けられたループカウンターはどのステージにも設定してループさせる事ができます。現在のステージ番号はオレンジ色の LED で、エディットしている位置は青色の LED で表示されます。エディターはシーケンサーが動作している間に実行できます。
プリアンプの入力ゲインを除くすべての 250e のパラメーターは 206e Mixer / Preset Manager または 225e MIDI Decoder / Preset Manager のプリセット・マネージャーを使用して記憶と呼び出しができます。
製品名 | 250e Arbitrary Function Generator |
製品種別 | Buchla モジュラーシンセサイザー |
定価 | 301,000 円(税別) |
※こちらの製品は Five G music technology 専売品です。 モジュールのオーディオ信号と CV、ゲート、クロック信号はユーロラックと相互に接続して使用できますが、端子形状、またゲインや電圧レンジが異なることには注意してください。 Buchlaのオーディオ信号はラインレベル(約2Vpp)で設計されています。オーディオ信号の入出力であるジャックはTiniジャックと呼ばれるものであり、ユーロラックの3.5mmの直径に比較してわずかに太いものです。CVの電圧範囲は0~10V、ゲート/トリガー信号はON時に約+10Vで設計されています。バナナ端子をユーロラック用の3.5mm端子にケーブルなどで変換をする必要があります。 これらは端子変換を行うことでユーロラックと接続可能ですが、より正しい動作を求める場合はユーティリティモジュールを使用して電圧範囲を適正に変換することを推奨します。 |