227e System Interface はいくつかの機能を備えた Buchla 200e シリーズのモジュールです。
メインとなる機能はサウンドの2次元空間配置を可能にする2次元ミキサーで、フロントの A/B 出力とリアの C/D 出力、合計4つの出力が用意されています。補助的な入力の4チャンネル・サブミキサー、マイク・プリアンプ、イコライゼーション、ヘッドフォン出力を搭載し、システムのオーディオ・ミキシングを全て賄う事ができます
4チャンネル2次元ミキサー
4つのメイン入力はマニュアルまたは CV コントロールで2次元空間へ個別に配置できます。CV を入力する事で4チャンネルの空間を自動的に移動させる事ができます。
LED インジケーターは現在のサウンドの位置を表示します。
サブミキサー
メインの4つの入力とは別に独立した4チャンネルのサブミキサーが搭載されています。サブミキサー用の出力を備えていますが、4つのメイン出力に接続する事もできます。
マイク・プリアンプ
モジュールの左下部はマイク・プリアンプです。プリアンプは広範囲の入力レベルに対応しています。LED は出力レベルを示し、オーディオ信号と同時にエンベロープ・フォロワーによる CV も同時に出力します。
マスター・イコライゼーション / レベル
イコライゼーションはフロント・チャンネルとリア・チャンネルに適用できます。必要に応じて高音を補償するスペクトル傾斜機能、フロントとリアを別々に調整できるEQマスターを搭載しています。
モニター機能には各チャンネルの VU メーターと、フロント、リア、またはすべてのチャンネルヘッドフォン・ドライバーが含まれています。
製品名 | 227e System Interface |
製品種別 | Buchla モジュラーシンセサイザー |
定価 | 389,000 円(税別) |
※こちらの製品は Five G music technology 専売品です。 このモジュールは Buchla 200e シリーズのモジュールで、動作させるためには Buchla モジュール用(4Uサイズ)のケースが必要です。一般的なユーロラック・モジュラーシンセサイザー用のケースには、パネルのサイズと電源の規格が違うためマウントできません。 モジュールのオーディオ信号と CV、ゲート、クロック信号はユーロラックと互換性があり、相互に接続して使用できます。ユーロラックと同様の 3.5mm のジャックの他にバナナ・プラグのジャックも使用しているため、接続するにはユーティリティー・モジュールで変換するか変換ケーブルが必要です |