208c

Stored Program Sound Source

208c Easel Module は Buchla シンセサイザーを代表する「Music Easel」の心臓部のみを抜き出した4Uサイズの Buchla 200e シリーズのモジュールです。

Buchla モジュールの様々な機能をコンパクトに収めた
ストアド・プログラム音源 Model 208

Music Easelの心臓部である MODEL 208 は Buchla モジュラーで培われた様々な機能をコンパクトに収めた音源です。

ミニマルなフレーズや音作りに利用できるシーケンシャル・ボルテージ・ソース(5ステップ・シーケンサー)、ASDタイプの3ステージ・エンベロープ、パルス・ジェネレーター、モジュレーション・オシレーター、コンプレックス・オシレーター、西海岸スタイルのシンセシスの要と言えるデュアル・ローパス・ゲート、スプリング・リバーブなど多くの機能を使用できます。

デュアル・ローパス・ゲートは Buchla が開発したVCAとローパス・フィルターを組み合わせた様な機能です。この機能を持つ Buchla 292 モジュールは数多くのメーカーが手本とし、多くのクローンモジュールが作られています。

左上のインターフェース・スロットは Music Easel に様々な機能を追加する拡張スロットです。Apple iPad を使用して Music Easel をコントロール、設定を保存する事ができる iProgram Card など、Buchla やサードパーティーから様々な拡張カードが発売されています。

製品名208c Stored Program Sound Source
製品種別Buchla モジュラーシンセサイザー
定価463,000 円(税別)

※こちらの製品は Five G music technology 専売品です。

このモジュールは Buchla 200e シリーズのモジュールで、動作させるためには Buchla モジュール用(4Uサイズ)のケースが必要です。一般的なユーロラック・モジュラーシンセサイザー用のケースには、パネルのサイズと電源の規格が違うためマウントできません。

モジュールのオーディオ信号と CV、ゲート、クロック信号はユーロラックと相互に接続して使用できますが、端子形状、またゲインや電圧レンジが異なることには注意してください。

Buchlaのオーディオ信号はラインレベル(約2Vpp)で設計されています。オーディオ信号の入出力であるジャックはTiniジャックと呼ばれるものであり、ユーロラックの3.5mmの直径に比較してわずかに太いものです。CVの電圧範囲は0~10V、ゲート/トリガー信号はON時に約+10Vで設計されています。バナナ端子をユーロラック用の3.5mm端子にケーブルなどで変換をする必要があります。

これらは端子変換を行うことでユーロラックと接続可能ですが、より正しい動作を求める場合はユーティリティモジュールを使用して電圧範囲を適正に変換することを推奨します。