
206e Mixer / Preset Manager は2つの機能を備えた Buchla 200e シリーズのモジュールです。
ミキサー
モジュールの上部は6入力2出力のミキサーです。各チャンネルにはレベル・コントロールとステレオ・ロケーション(パン・ポジション)が用意されています。チャンネル1と6は外部 CV で、残りのチャンネル2〜5はマニュアル・コントロールでステレオ・ステージをコントロールできます。
出力はLとRが2系統ずつ、出力レベルを視覚的にモニターできる LED VU メーターを搭載。モニター用のレベル・コントロール付きヘッドフォン出力も備えています。
プリセット・マネージャー
モジュールの下部はプリセット・マネージャーです。システムのほぼ全ての変数の保存と呼び出すためのプライマリ・プリセット・マネージャーとして、または両方が同じ MIDI インターフェースでコントロールされている場合の、2番目のケース/キャビネット用のプリセット・マネージャーとして使用できます。
206e のプリセット・マネージャーは 200e シリーズ専用に設計されています。
製品名 | 206e Mixer / Preset Manager |
製品種別 | Buchla モジュラーシンセサイザー |
定価 | 291,000 円(税別) |
※こちらの製品は Five G music technology 専売品です。 このモジュールは Buchla 200e シリーズのモジュールで、動作させるためには Buchla モジュール用(4Uサイズ)のケースが必要です。一般的なユーロラック・モジュラーシンセサイザー用のケースには、パネルのサイズと電源の規格が違うためマウントできません。 モジュールのオーディオ信号と CV、ゲート、クロック信号はユーロラックと相互に接続して使用できますが、端子形状、またゲインや電圧レンジが異なることには注意してください。 Buchlaのオーディオ信号はラインレベル(約2Vpp)で設計されています。オーディオ信号の入出力であるジャックはTiniジャックと呼ばれるものであり、ユーロラックの3.5mmの直径に比較してわずかに太いものです。CVの電圧範囲は0~10V、ゲート/トリガー信号はON時に約+10Vで設計されています。バナナ端子をユーロラック用の3.5mm端子にケーブルなどで変換をする必要があります。 これらは端子変換を行うことでユーロラックと接続可能ですが、より正しい動作を求める場合はユーティリティモジュールを使用して電圧範囲を適正に変換することを推奨します。 |