Overview
製品概要
Classic Universal Audio 1108はビル・パットナム氏が設計した1960年代のUreiコンソール(当時はUniversal Audioブランド)から2基の1108ヘッドアンプ・モジュールを取り外し1Uラックマウント・タイプのマイクプリアンプ/DIに改造した製品です。
1108のサウンドは、明るくまとまりの良いキャラクターのためミックスの中でも埋もれないパワーと存在感を持っています。 また、フロントパネルにあるHi-Z入力回路は、ナチュラルな音質でギターやベースのDIとしても優れており、エディ・ヴァン・ヘイレンを始め多くのギタリストに愛用者が多いのもうなずけます。この製品に使われている1108ヘッドアンプは、あのヴァン・ヘイレンの5150スタジオで実際に稼働していたコンソールをブレント・アヴェリルが購入して入手した、とても貴重なカスタム製品です。
Features
特徴
1960年代のクラスAプリアンプ
ブレント・アヴェリル氏のコメント
「1108は、1960年代後半に製造されたプリアンプで、Urei社がまだUniversal Audio社と名乗っていた時代のものだ。 私は1980年代にヴァン・ヘイレンのエンジニアからこのプリアンプの入ったコンソールについて学んだから、この1108の適切な使い方は他のエンジニアより良く理解しているつもりだよ。1108のサウンドは高い周波数が強調されており、その結果ブライトなサウンド・キャラクターが得られる。ローエンドはタイトだがClassicAPI312Aに比べややソフトでClassic NEVE1272ほど分厚くない。だからブレント・アヴェリルの他のプリアンプほど派手なキャラクターを持っている訳ではない。ゲインとコントロールはClassic312Aと同等の仕様になっており、必要に応じて-20dBのパッドを入れることもできる。このパッドはON/OFFに関わらず入力インピーダンスは1,400Ωを維持するため切換でプリアンプに接続したマイクの負荷が変動することがない優れた設計だ。1108はトラックの中で前に出てくるブライトなサウンドが必要な場合に、本当にグレイトなプリアンプだ。さらに、ナチュラルな音質のハイ・インピーダンス入力回路は楽器のDIとしても素晴らしい。」
- ・ビル・パットナム氏の手による1960年代のClassAプリアンプ
- ・50dBのゲイン/-20dB PAD/位相反転スイッチ
- ・+48Vファンタム電源/XLRバランス入出力/Hi-Z DI入力
Specifications
製品仕様
- チャンネル数:2ch
- 完全Class Aディスクリート回路を使用
- トランスを使用したXLRバランス入出力
- トグルスイッチによる切換式のHi-ZDI入力端子
- 入力インピーダンス:1.4kΩ
- ゲイン:50dB
- +48Vファンタム電源スイッチ
- 位相反転スイッチ
- -20dB PADスイッチ
- 最大出力レベル:+26dBu
- 電源:AC100V 50/60Hz(専用電源ユニット付属)
- 外形寸法:約482(W)x44(H)x310(D)mm 1U
製品名 | Classic Urei 1108 2ch Mic Preamp / DI +PSU |
製品種別 | マイクプリアンプ |
価格 | オープンプライス |