RS-95N

概要

RS-95N Oscillator は、ウェーブ・シェイピング機能を備えたプレミアムなビリティシュ・サウンドの VCO モジュールです。 「フェイスプレート」の刷新や「デュアルバス」の採用など、現代のモジュラー・プレイヤーのニーズに合うように再設計されたNシリーズの製品です。

特徴

RS-90 をベースにしていますが、非常に特殊なサイン波など、より多くの機能を備えています。

RS-95N は、一般的なフリーケンシー・コントロール・ノブの代わりに、10回転するロック可能な美しいポテンショメータを備えています。EMS シンセサイザーのような外観を持つこのノブにより、精密な微調整が可能になります。

モジュールには、パルス波、三角波、サイン波の３つのオーディオ出力を備えています。

上部の pw コントロールはパルス幅に影響します。下部の shape コントロールは、「下降ノコギリ波〜三角波〜上昇ノコギリ波（ランプ波）」へと変化させるだけでなく、滑らかで柔らかいノコギリ波を生成します。さらに、saw / sine 出力は，サイン波の対称性をコントロールするための「CV 入力」としても機能します。RS-95N は、すべてのパラメータを CV コントロールできる非常に優れた機能を持っています。

オシレーター・シンクは、「Soft」であり、矩形波に反応するだけでなく、すべての波形で動作します。

フリーケンシー・コントロールには、切り替え可能な３つのモードがあります。

• STD : ２オクターブ・レンジ（標準）
• -2 : STD より２オクターブ低いレンジ
• WIDE : ０.３Hzから１７kHzの範囲で設定でき、RS-95N をウェーブ・シェイピング付きの VC-LFO として使用可能

「vary」コントロールは、ピッチ CV を減衰させるだけでなく、増幅することもできます。０V から １V/oct を超えて ０.４V/oct まで直線的にコントロールします。

RS Integrator N シリーズ・モジュールについて

N シリーズ・モジュールは Analogue Systems のベストセラー・クラシック・モジュールのパネルデザインを刷新し、現代のモジュラー・プレイヤーのニーズに合うように改良されたシリーズです。

• パネルデザインを合理的で見やすいデザインに刷新。
• 他のメーカーのユーロラック・ケースへ柔軟にマウントできる横長のネジ穴を搭載。
• 「デュアルバス」を搭載し Analogue Systems のケース、一般的なユーロラック・ケースのどちらからも電源を供給可能。（Analogue Systems 用バスケーブル付属。ユーロラック用バスケーブルは別売です。）

Analogue Systems 製ケースにマウントする場合

付属の Analogue Systems 用バスケーブルを使用します。

一般的なユーロラック・モジュラーケースにマウントする場合

別売りのユーロラック用バスケーブルを使用するか、付属の Analogue Systems 用バスケーブルと変換コネクタ「AS-DO（別売）」を使用します。