EXTRACTOR

Overview

EXTRACTOR（エクストラクター）は、複数のトリガー/ゲートを生成する実験的なユーティリティ・モジュールです。
8つのデジタル(ゲート)出力があり、以下の入力信号によってそれらが一つ、もしくは複数アクティブになります。

• CV入力からのコントロール電圧
• CLK+RST入力による順次シーケンス
• サンプル&ホールド・モードを使用する場合はCV+RST入力を使用

EXTRACTOR モジュールは 8 種の異なるモードが搭載されています。最初の 4 種はCV入力を使用することで異なる駆動パターンへ切り替えることができます。

1. Dot loop (CLK) or Dot Down/Up (CV)
   入力クロックに従い1,2,3,4...と順次ゲートが出力されます。CV入力では入力電圧が高くなるにつれ大きな数字のゲート出力がアクティブになります。
2. Bargraph loop (CLK) or Bargraph Down/Up (CV)
   入力クロックに従い1,2,3,4...と順次ゲートが出力されいます。アクティブになったゲートは1にリセットされるまで保持されます。CV入力では入力電圧が高くなるにつれ大きな数字のゲート出力がアクティブになります。
3. Dot loop inverted (CLK) or Dot inverted (CV) /
   入力クロックに従い8,7,6,5...と順次ゲートが出力されいます。CV入力では入力電圧が高くなるにつれ小さな数字のゲート出力がアクティブになります。(モード1の反転)
4. Bargraph loop inverted (CLK) or Bargraph inverted (CV)
   入力クロックに従い8,7,6,5...と順次ゲートが出力されます。アクティブになったゲートは8にリセットされるまで保持されます。CV入力では入力電圧が高くなるにつれ、小さな数字のゲート出力がアクティブになります。(モード2の反転)
5. Pendulum
   振り子の動きのように、上昇、下降を繰り返します。
6. Dot Random
   ランダムな1ヶ所の出力がアクティブになります。
7. Multiple Random
   ランダムな複数箇所の出力がアクティブになります。
8. S&H (CV + RST)
   RESET入力にゲートを入力し、CV入力に任意のCVを入力します。RESETにゲートが入ると、CV入力の電圧の高さに応じたゲート出力がアクティブになります。

8 つのデジタル出力の起動時間はトリガーから∞まで可変です。

特徴：

• 緑色の LED：各デジタル出力
• 2 つの赤色 LED：CV入力の上限および下限の表示
• ゲート長は 0、1 ～ 5 秒の間で調整可能
• CV入力のオフセット調整
• ボックス・ヘッダーと逆接続保護回路
• 幅：6HP（ユーロラック規格）