A-101-3

A-101-3 Modular 12 Stage Vactrol Phaser はフェーズ・シフト素子としてバクトロールを使用した 12 ステージのフェーズ・シフターです。バクトロールは、その滑らかなサウンドの変化で知られています。

他のフェイザーとは異なり A-101-3 はより柔軟で、他のフェイザーにはない多くの新しい機能を搭載しています。主な違いは 12 の入力と出力の各ステージにアクセスでき、それらをパッチすることで、他の方法では得られない多くの新しいフィルターを構築できることです。特に、12ステージの各ステージ間の自由なパッチ可能なフィードバック・ループ（フィードバック・ループは1つだけではありません）、Stage 1-6と Stage 7-12の個別のフェーズ・シフト・コントロール、フィードバック・ループをコントロールするための2つのポラライザーによって、全く新しいタイプのフィルターが生まれます。

内部は2つの独立した6ステージのフェーズ・シフター（1-6 と 7-12）で構成され、独立した Audio In（アッテネーター付き）、Audio Out（Mix コントロール付き）、およびフェーズ・シフト・コントロール・ユニットを備えています。フェーズ・シフト・コントロール・ユニットは、手動または外部 CV 信号によるフェーズ・シフト（例 : LFO、ADSR、ランダム電圧、テルミン CV、フットコントローラーの CV など）が可能です。各サブモジュールには、フェーズ・シフト・ディスプレイ LED が用意されています。この LED は、内部のバクトロール LED と直列に接続されているため、サブモジュールの6つのバクトロールの点灯状態を表示しています。

12のフェーズ・シフト・ステージのそれぞれに Audio Out ジャックと Feedback In ジャックを搭載しており、その柔軟性により様々なタイプのフィルターを構築することができます。Audio In 信号と Stage 6と Stage 12 の出力信号は、2つの Audio Out でエフェクトを得るために2つのマニュアル・コントロールでミックスします。（通常のフェーズ・シフト・エフェクトでは、50% の入力信号と 50% のフェーズ・シフト信号をミックスします。）2つのサブモジュールは内部接続されており、外部パッチをしなくても6ステージのフェーズ・シフター2基として使用することができます。Stage 6 の Audio Out は Stage 7 の Audio In に、CV In 1-6 は CV In 7-12 に内部接続されます。モジュールのオープンな構造により、Stage 6と Stage 12 以外のステージも出力として使用することができ、さらに異なるキャラクターのサウンドを生成することができます。（希望のステージ Out を In ジャックにパッチするだけです。）