G10は、10バンドのグラフィック・イコライザーで、バランスのとれた入出力とハイ/ローパスフィルターを備えており、トラッキング、ミキシング、マスタリングのための究極のサウンド・シェーピング・ツールです。
多彩な10バンドグラフィックEQ構成と2520スタイルのオペアンプを組み合わせたトランスベースの信号パスにより、ドラムやギターの音を調整したり、ミックス全体を処理するのに最適なイコライザーです。
慎重に選ばれた10バンドのEQは、12dBのブーストやカットが可能で、どんなオーディオにも完全に対応できます。使いやすいスライダーベースのインターフェースは、ユーザーが思い描くEQ曲線を直観的に視覚化するのに役立ちます。80Hzと12kHzでそれぞれの調整と切り替えが可能なハイパスフィルターとローパスフィルターを搭載することにより、ミキシング・マスタリングにおいてG10を究極のサウンド・シェーピング・ツールとして使えます。
G10は、70年代のアメリカンボードで愛用されている2520スタイルのオペアンプを実装しています。現在市販されている他の10バンドイコライザとは異なり、G10はインプットとアウトプットで完全にトランスバランスしています。また、G10には、バランスのとれたイン/アウトのCineMagトランスフォーマーが搭載されています。
※API500シリーズ(VPRアライアンス規格)互換モデル
Features
特徴
狙いをつけたイコライジング
G10は、チャンネルごとに10個のスライダーがあり、12dBのブーストとカットが可能です。
フロントパネルの各スライダーは、左側から右側に向けて低い周波数から高い周波数の制御となります。
これらのスライダーは、互いに1オクターブ離れています。これは人間の聴覚の全範囲に対応しています。
さまざまな楽器の音に影響を与えるためにスライダーを調整します。
例えば、ベースギターの最低音は42Hzです。スライダーを30Hzと60Hzで調整することで、この周波数範囲を占めるベースギター、ベースドラム、およびその他の楽器の音量を上下させることができます。一方、女性のボーカリストの音は、約200Hzから1500Hzの周波数範囲を占有します。この範囲内のスライダーを調整することにより、女性の声の音調、およびこの周波数範囲を占める他の楽器を変更することができます。
Specifications
製品仕様
- チャンネル数:1ch
- EQ特性:+/- 12dBブースト/カット、31、63、125、250、500、1k、2k、4k、8k、16k Hz
- 個別に選択可能なLPF @ 12kHz、HPF @ 80Hz(オクターブあたり約6/10dB)
- ノイズ:-90dB(EQ IN,1KHz @ 0dBu,Aウェイト)
- THD+N:0.0036% (EQ IN, 1KHz @ 0dBu,Aウェイト)
- CineMagトランスバランス型イン/アウト
- アウトセレクトスイッチ(EQとフィルターをバイパス)
- 電源:API500シリーズ(+/-16VDC @ 45mA per Rail)
- 外形寸法:API500シリーズ 1スロット分
- 重量:約0.45 kg
※API500シリーズ(VPRアライアンス規格)互換製品
500シリーズ用ラック電源に組み込んでご使用ください
製品名 | G10 1ch 10BAND EQ |
製品種別 | API 500シリーズ互換モジュール |
価格 | オープンプライス |
JAN コード | 4582348922559 |