EMSのエンジニアSteve Gay氏が設計に関わった、正真正銘のEMS SYNTHIのリプロダクションモデル。
EMS製シンセサイザーの中でも難解なモジュールとして有名なトラペゾイドジェネレーター。一言で言えばエンベロープとVCAが一体化したモジュールなのだが、エンベロープのリピート機能や独特のON/OFFステージでLFO的な使用も可能な、非常に多くの可能性を秘めたモジュールだ。もちろん有名な「アタック」ボタンも装備、SYNTHI独特のトラペゾイドジェネレーターをモジュラーシステムに加えることが可能。
EMS社正式ライセンスによりパネル上に表記されるSYNTHIの文字もファンにはたまらない魅力だ。オリジナルの生産が事実上終了した今、EMS SYNTHIの正統な後継モデルがこの RS-5XXE シリーズである。
EMS SYNTHI A
Analogue Systemsのモジュールを使用する際の注意点
Analogue Systems RS IntegratorシリーズはDoepfer A-100シリーズと同様に+/-12V、デジタル+5Vの電源で動作しますが、コネクタのピン配列が異なるため、RS IntegratorシリーズをA-100シリーズのラック及び電源で使用する場合は、電源を必要とするモジュール1台毎に変換コネクタ「AS-DO」が必要になります。
RS IntegratorシリーズとDoepfer A-100シリーズの幅は共にHP(1HP=5mm)という単位を使用しています。しかし、同じHPのモジュールでもRS IntegratorシリーズとA-100シリーズでは穴の位置が0.5HPずれているため、隣同士にマウントする場合は0.5HPの隙間が生じてしまいます。見た目を奇麗に納めたい場合はそれぞれのメーカーでまとめる、Doepfer 1.5HP Blind Plateを使用する、ネジ穴が楕円形のモジュールを上手く使用し隙間が出来ないようにするなどの工夫が必要です。
製品名 | RS-510E EMS SYNTHI Trapezoid Generator |
製品種別 | ユーロラック・モジュラーシンセサイザー |
定価 | 42,000 円(税別) |
JAN コード | 4582348921422 |
幅 | 18HP |
消費電流 | +12V : 40mA |