Streams

Streams (ストリームス)は 2 チャンネルのダイナミクス処理が行える、デュアル・ダイナミクス・ゲート・モジュールです。

各チャンネルには電圧制御可能なフィルターとアンプ(VCFA)が搭載されています。アンプの応答曲線はリニア・カーブからエクスポネンシャル・カーブへ連続的に変更できます。アンプのゲインはアッテネーターを搭載した CV 入力により直接コントロールできます。しかし Streams が本当にユニークな点は、多目的に使用できる EXCITE 入力です。この入力にルーティングされた信号は、マイクロ・コントローラーにより分析され、VCFA のための内部制御電圧に変換されます。このおかげで Streams は非常に汎用性が高いシグナル・プロセッサーとなります。

エンベロープ・ジェネレーター

EXCITE 入力はトリガー入力として機能します。AD か AR エンベロープをトリガーしてゲインやフィルター・カットオフをコントロールします。たった 6HP のスペースでオシレーターやノイズ・サウンドを音楽的なサウンドにする事ができるでしょう。

バクトロール・カーブ・ジェネレーター

EXCITE 入力はデジタル・モデリングされたオプト・アイソレーター(いわゆるバクトロール・ローパスゲート)を処理します。オプト・アイソレーターとはゲインとフィルター・カットオフを同時に処理する回路です。デジタル・エミュレーションされた Streams は、本来であれば制御が困難なオプト・アイソレーターの特性を変更する事ができます。バーチャル・バクトロール・レスポンスは CV 信号やトリガー信号の処理に最適化されています。

アンプリチュード&フリーケンシー・コンテント・フォロワー

EXCITE 入力のエンベロープとカットオフが測定され VCFA の入力に適用されます。

コンプレッサー/リミッター

Streams の VCF が無効になり、VCA は入力された信号のダイナミクスコントロールに使用されます。直感的なコントロールを持つコンプレッサーとして、ピークリダクション/リミッティングができます。EXCITE 入力を使用すればサイドチェインが可能です。