TG ONE

Tiptop Audio TG ONE (ティージー・ワン) は Throbbing Gristle の歴史的名盤「Second Annual Report」の発売40周年を記念してデザインされた、Tiptop Audio One Sample Player のスペシャル・バージョンです。独創的なそのサウンドは時代に埋もれることなく、その後何十年にも渡り電子音楽やポピュラー・ミュージックのほぼ全てに影響を与えました。

バンドと MUTE RECORDS とのコラボレーションにより、Tiptop Audio のチームは Throbbing Gristle のサウンドと美学を人気のモジュール ONE に詰め込みました。

赤と白と黒の TG カラースキームで装飾されたこのデザインは、象徴的な”TGフラッシュ”を取り入れています。パッケージも同様に”20 Jazz Funk Greats”のクラシック・カバー・アートワークが採用されています。

長期間ベータテスターとして参加しているクリス・カーターと協力して、Tiptop Audio の開発チームは ONE のファームウェアを調整し、2つの新しいモードを作成しました。1つ目はトリガー入力ごとにファイルを選択するモード、2つ目はトリガーごとにサウンドファイル内をランダムにシークしルーピング・プレイバックするモードです。これらの機能は TG ONE を新たな領域へともたらします。

TG ONE にはオリジナルの Throbbing Gristle のレコーディング・セッションのアーカイブからクリス・カーターによりキュレーションされた、Throbbing Gristle のサンプルのサンプルが収録された2枚の専用サウンド・カードが同梱されています。これらのファイルはユニークな Throbbing Gristle のサウンドパレットを提供するために、元のソースの精神を維持しながら不思議な効果をもたらすよう、クリス・カーターの手により変更と修正がされました。TG01 は128個のパーカッシブ・サウンドとオーディオ・スニペットを収録。TG02 は128個の長いサンプル、パッド、ループが収録されています。これらのカードはファームウェアと密接に連携しており、TG ONE でのみ使用できます。

「Tiptop がこのアイデアを提案した時、私はそれが人々が望む事であるのかと少し懐疑的でしたが、サウンドを集め始めたら私はその可能性と発展性に興奮しました。「TG DNA」を自分の音楽に取り入れて下さい。私はそれが楽しみで仕方ありません。」 – クリス・カーター