

COSMOS
サポート情報
用途に合わせて選べるCOSMOSファームウェア
メイン [COSMOS_M1.41.smf]
COSMOSのメイン版ファームウェアです。
(工場出荷時にプリインストールされています。お手元のCOSMOSには、製造時点での最新メイン版がインストールされています。)
クアドラ・パフォーマンス [COSMOS_Q1.41.smf]
クアドラ・パフォーマンス(4chステレオ)用のファームウェアです。
COSMOSを2台お持ちの場合、このファームウェアを使うことで、メイン版と対になるクアドラ・パフォーマンス用のセットアップが可能です。
1台目にはメイン版を、2台目にはこのバージョンをインストールしてください。
メイン版との違いは、こちらではバッファ長の設定が異なり、両方のユニットで同じ設定にすると、メイン版と組み合わせた際にクアドラ・サウンドを生み出せる点です。
両方のCOSMOSに同じ入力信号を送ってください。
1台目のCOSMOSの出力は、前方のステレオシステムに接続してください。
2台目のCOSMOSの出力は、後方のステレオシステムに接続してください。
まずは両方のデバイスで似たような設定にして実験を始めてみてください。
その後は、さまざまな設定を組み合わせて試してみることもできます。
ピッチ機能を備えたメイン [COSMOSPM1.61.smf]
ピッチ機能を備えたメイン版の派生ファームウェアです。
このバージョンでは、すべてのプログラムでDRIVEノブの機能が共通のピッチ(録音/再生スピード)調整に変更されています。
最大値は通常のスピードで、メイン版ファームウェアと同じです。ノブを反時計回りに回すと、速度は1/2(1オクターブ下)まで下がります。
ピッチ機能はかなりローファイで、デジタル特有の音色効果が生じます。
リズミック [COSMOS_R1.51.smf]
COSMOSファームウェアのリズミック版です。
このファームウェアでは、明確なテンポやリズムに沿って動作できるため、COSMOS を通常の/あるいは特異なルーパーとして活用できます。
12のプログラムが用意されており、ポリリズム、グリッチ、リバーブ、ショート/グラニュラー・ディレイなど、それぞれに特色をもっています。
メイン版との違いが大きいため、このファームウェアには新機能や相違点を解説した専用マニュアル(英文)が用意されています。
以下はリズミック・ファームウェアを用いたデモンストレーション動画です。
COSMOS ファームウェア アップデート
手順
- somasynths.com → COSMOS → FIRMWARE からファームウェアをダウンロードしてください。
- ファームウェアをUSBメモリのルートディレクトリに保存してください。USBメモリのファイルシステムはFAT32である必要があります。大容量のUSBは使用しないことを推奨します。1〜32 GBのUSBメモリが理想的です。1つのUSBメモリのルートディレクトリに複数のファームウェアを入れないでください!
- COSMOSの電源をオフにしてください。
- USBメモリを背面パネルのUSBポートに挿入してください。
- RECORDボタンを押しながら、電源スイッチをオンにしてください。
- RECORDボタン上のLEDが切り替わっていくことで、アップデート処理が正常に進行していることを示します。
- アップデート処理が完了すると、COSMOSは自動的に通常の動作モードに入ります。その際、起動時と同じようにLEDが左から右へ順に流れる点灯で確認できます。
- これでUSBメモリを取り外すことができます。
ファームウェアのアップデートに失敗すると、INノブの横にある赤色LEDが点灯します。
このような場合は以下をチェックしてみてください:
- USBメモリが正常に動作しているか確認してください。
- ファームウェアがルートディレクトリに置かれ、ファイル名が変更されていないことを確認してください。
- 別のUSBメモリを試してください。
- USBメモリ内のすべての内容を削除し、フォーマットしてからファームウェアをコピーしてください。