「PC」と名付けられた左のリストは、コンピューター上に保存されたプリセットを表示しています。
このリスト上で、ダウンロードされたプリセットをインポートしたり、必要のないプリセットを削除することができます。
PCリストはすでにあなたのコンピューター上 (場所：User/Documents/Typhon Editor) に保存されているプリセットを表示します。
どの種類のフォルダも含むことができますが、エディターにて表示されるのはTyphonプリセットファイル(拡張子：.typhonpr)のみです。
フォルダは以下3つのベーシック・カテゴリに分化されます：
- 64個のプリセットで構成される「BANK_X」と名付けられるバンク・フォルダ
- 4つのバンク・フォルダによって構成されるバンクセット・フォルダ
- バンク・フォルダ、バンクセット、プリセット、または他種のフォルダ、どのフォルダも含むことのできるジェネリック・フォルダ
Importボタン：プリセットのフォルダをPCリストにインポートして、Typhonで使用したりアップロードするために使用します。
サイズの大きいフォルダをインポートするときは、ロード中やPCリストのアップデート中に遅延が発生することがあります。
中央に位置する「Working Directory」リストはプリセットを扱ったりバンク・セットを生成するときに使用します。
ここでは、他のリストからのファイルのドラッグ＆ドロップ、プリセットの名称変更、プリセットの順番変更、またそれらをバンク・セットとして保存して、Typhonに送信することができます。初期状態では、Typhonの標準フォーマットであるバンク・セット(4つのバンクにそれぞれ64プリセット)が表示されます。このフォーマットはWorking Directoryリスト上では変更できません。ソートリスト(例：10プリセット - no bank)を作るには、Typhon Editorフォルダにて手動で行う必要があります。
Sendボタン：選択中のディレクトリ・リストをTyphonに送信します。
この動作は、Typhonのプリセットを上書きします。送信の前に、必ずバックアップ (詳しくは「3.Typhon」を参照) を作成してください。
Sendボタンが押されると、エディターはまず、プリセットが有効なものかどうかのチェックを開始します。
ここでは起こりうるエラーが3つあります。
- プリセットが見つからない (プリセットが削除された、またはWorking Directoryリストに加えられた後に他のフォルダに移動された)
- Typhonによってプリセットが拒絶された (プリセットが現在のTyphonのバージョンに準拠していない、もしくはデータが破損している)
- Typhonが接続されていない
エラーが発生しなかった場合、ウィンドウ下部にインポートの進捗状況が表示されます。
Saveボタン：PCリストに、Working Directoryの「バンク・セット」を保存するために使用します。Saveボタンが押されると、新しいフォルダーに名前をつけるか、既存のフォルダを使用して置き換えるかを選択するポップアップ・ウィンドウが表示されます。
注意：Working Directoryの変更は、Sendボタンが押された場合のみしか保存されません。
右部に位置する「Typhon」リストは、Typhonのプリセットのバックアップと、その状況の表示に使用します。
Backupボタン：バックアップを実行する際に使用します。BACKUPが押されると、新しいバックアップフォルダに名前をつけるか、既存のフォルダを使用して置き換えるかを選択するポップアップ・ウィンドウが表示されます (Windowsの場合、comポートの選択を要求する表示も同時に現れます)。その後、ウィンドウの下部にバックアップの進捗を示す表示が現れます。
