A-135-4 シリーズは CV コントロールが可能なパフォーマンス・ミキサーを構築するためのモジュールです。4チャンネル分の入力とマニュアル・コントロールを搭載したメインモジュール A-135-4A、各コントロールの CV 入力とアッテネーターを搭載した拡張モジュール A-135-4B、A-135-4A に入力されたオーディオ信号からチャンネル毎にエンベロープを生成するエンベロープ・フォロワー A-135-4Cの3種類です。CV コントロールが搭載されていないシンプルなパフォーマンス・ミキサー A-138p と組み合わせて使用する事もできます。
※このモジュールを使用するためには A-138o Performance Mixer Out が必要です。A-135 シリーズのみではオーディオ信号の出力ができません。
A-135-4A VC Performance Mixer
A-135-4B VC Performance Mixer CV Inputs
外部 CV 信号を入力し A-135-4A へ送るモジュールです。各チャンネルで4種類のパラメーターを CV 信号でコントロールできます。
- Level : メインの音量コントロール
- Pan : 左右の定位
- Aux : Aux へのセンドレベル
- Mute : ミュートコントロール
各 CV 信号には入力ジャックとポラライザーが用意されています。CV 信号が各パラメーターに与える変化の深さと極性を調整できます。例えば同じ CV 信号(LFO や ADSR)を2つのチャンネルの Pan に入力して一方をプラス、一方をマイナスに設定するとお互いが反対側に動作します。外部 CV 信号は A-135-4A メインモジュールのマニュアル・コントロールによって生成された電圧に加算されます。両方の電圧の和は対応する VCA を制御するために使用され、A-135-4A の LED で視覚的に確認できます。
Mute CV 入力は Level CV 入力と同じように動作しますが、極性が逆で感度が高く(およそ2倍)設定されています。通常のミュートコントロールとして使用する場合はポラライザーを右方向に回しきり、+2.5V 以上の電圧を入力すると完全にミュートされます。ミュート機能を使用しない場合は、レベルコントロールのための2番目の CV 入力として使用できます(通常の CV 入力と比較して2倍の感度と極性の反転があります)。
A-135-4A とA-135-4B は20ピンリボンケーブルを使用して内部接続されています。長いリボンケーブルを用意すれば、2つのモジュールを離れた位置にマウントする事もできます。2つのモジュールは内部接続する事で初めて全ての機能を使用できるため、セットでの販売のみとなります。
製品名 | A-135-4AB VC Performance Mixer |
製品種別 | ユーロラック・モジュラーシンセサイザー |
定価 | 74,000 円(税別) |
JAN コード | 4582348924164 |
関連製品 | A-135-4C VCPM Quad Env. Follower A-138o Performance Mixer Out A-138oV Performance Mixer Out |
幅 | 16HP | 10HP |
奥行き | 45mm | 45mm |
消費電流 | +12V : 150mA | 40mA
-12V : 100mA | 40mA |