Tides

Tides (タイズ)は一台でエンベロープ、LFO、オシレーターにもなるタイダル・モジュレーターです。パネル上のボタンで動作モード(ADエンベロープ, Looping, ARエンベロープ)とフリケンシー・レンジ(Lo, Mid, High)を切り替えます。”潮流”という名が表す通り柔軟なウェーブシェイピングが可能で、波形は3つのノブ「SHAPE」「SLOPE」「SMOOTHNESS」によってコントロールします。

※Tidesは2018年からのNEWバージョンで4つの異なる出力端子を持つようになりました。
それぞれの出力は右上のボタンを操作することで、様々な機能へと切り替えることが可能です。
また、波形の精度と音質の面においてもより向上するように再設計されました。

異なる波形

各出力は、メイン波形出力、SMOOTH等のウェーブシェイピングに影響を受けない三角形のエンベロープ、End of attackゲート、end of releaseゲート、の4種類の異なる波形を生成します。

異なる振幅

SHIFT/LEVELノブを操作することで1から4の波形出力レベルはスムーズにクロスフェードします。

異なる位相

AD/ARモードの場合、各出力は異なる頂点の位置を持ったエンベロープを出力します。CYCLICモードの場合、異なる位相の波形を出力します。

異なる周波数

同じ波形で異なる周波数の信号を各アウトプットから出力します。出力2,3,4はSHIFT/LEVELノブを右に回すとより高い周波数の信号、左に回すとより低い周波数の信号が出力されます。この機能ではテンポ同期したLFO、純正律のコードや倍音の出力、クロック信号のディバイド/マルチプライ/フェーズシフティングが可能です。