A-142-2 Dual Envelope Controlled VCA は2系統のエンベロープとVCAのコンビネーションを8HPに収めたモジュールです。シンプルな AD / AR / ADSR タイプのエンベロープとVCAの組み合わせで、パーカシッブなサウンドなどを簡単に作成することができます。
エンベロープのタイプはスイッチで選択できます。
- AD : アタック – ディケイ
- AR : アタック – リリース
- ADSR : アタック – ディケイ – サスティン – リリース(ディケイタイムとリリースタイムは共通、サスティンレベルは固定(工場出荷時の設定は50%))
各サブユニットは以下のコントロールと入出力を搭載しています。
- LEDディスプレイ(エンベロープ出力の表示)
- アタック(A)マニュアル・コントロール
- ディケイ/リリース(D/R)マニュアル・コントロール
- モードスイッチ(AD, AR, ADSR)
- オーディオレベル・コントロール
- CVT入力(CVT = CV Time)
- CV Duck 入力
- CVT用アッテネーター
- ゲート入力
- マニュアル・ゲート(モーメンタリー・スイッチ)
- オーディオ入力
- オーディオ出力
CV Duckは外部CV信号によりVCAをミュートするために使用できるVCA用の追加のCV入力です。CV Duck へ入力した外部CV信号がおよそ+5Vを越えるとVCAは完全にミュートされ、0~+5Vの範囲では部分的にミュートされます。回路的にはCV Duckへ入力した外部CV信号は2倍に増幅され、極性を反転した上で内部エンベロープ信号(0~+10V)に加算されます。両方の信号の合計はVCAをコントロールするために使用されます。
アタック / ディケイ / リリースの設定可能な時間の範囲は約1ミリ秒〜30秒です。(別のコンデンサに交換すると、この値を変更することができます。)
オプション
・内部ピンヘッダーで設定を変更することにより、エンベロープ出力(0~+10V)とVCA入力(0~+10V)を使用することができます。各サブユニットで2つの内部ジャンパーの設定を変更すると、どのパラメータがCVT入力によってコントロールされるか(例えば、D + RのみまたはAのみまたはA + D + R)を選択することができます。(CVTを上げるとCVTの時間が長くなるか短くなるかを設定します。)
・バスボードのゲート信号バスから各エンベロープのへの接続はサブユニットごとにジャンパーで設定できます。
製品名 | A-142-2 Dual Envelope Controlled VCA |
製品種別 | ユーロラック・モジュラーシンセサイザー |
定価 | 28,800 円(税別) |
JAN コード | 4582348924911 |
幅 | 8HP |
奥行き | 45mm |
消費電流 | +12V : 60mA
-12V : 60mA |