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Vocoder-2000
¥315,000
(本体¥330,750)
生産終了
 
Vocoder-2000
Vocoder-2000 フロントパネル
 
Overview

ボコーダーは、現在デジタル・マルチエフェクターの一機能として搭載されていることも少なくないが、アナログ・ボコーダーの生み出すサウンド・キャラクターは、デジタルもののサウンドと一線を画すものと言えるだろう。 EMS 社の Vocorder-2000 は、その魅力的なサウンドに独自の機能を加えることにより、 77 年の発売以来ロング・セラーを続けるアナログ・ボコーダーだ。

外部入力されたオーディオ信号の周波数成分をフォルマント解析するアナライズ・フィルターを 16 基、そして 16 基の VCA /シンセサイザー・フィルターにより変調を加える本機は、フィルターに 20Hz 〜 18kHz をカバーする 30dB/oct / SN 比 78dB のロー・ノイズの高性能アナログ・フィルターを搭載。内蔵の VCO には、同社の名器 VCS3 と同様のものを採用しているため、高いサウンド・クオリティが期待できる。特徴的な機能として、まず SLEW RATE 機能が挙げられる。 SPEECH 入力は 16 個のアナライズ・フィルター・バンクを通り 16 チャンネルの情報が作り出されるわけだが、この SLEW RATE を減少させることにより、アナライズ/シンセサイズ・フィルター間の情報伝達が徐々に遅くなり、サウンドに極端な変化を作り出すことができる。設定次第では複雑なイコライザーと同等の劇的な効果を楽しめるだろう。さらに明瞭なボコーダー・サウンドを生成するために、 "S" サウンドに高周波成分を付加させる "S" ジェネレーター機能や、 "S" サウンドを EXCITATION 信号上にトリガーとして利用する機能、 EXCITATION 信号がなくとも内部オシレーターを利用する機能など盛りだくさん。ノイズ・ジェネレーターも内蔵されており、想像力次第で単なるボコーダーを越えたオーディオ・プロセッサーとしての可能性を秘めた1台。


Specifications

■入力/マイク 5.6K Ω(最大 200mV )、ライン 10k Ω( 10V ) 
■出力/+ 16dB/40 Ω(アンバランス) 
■フィルター・バンク/ 16 アナライズ・フィルター、 16 シンセサイズ・フィルター 
■フィルター周波数帯域/ 20Hz 〜 18kHz  
■フィルター・カットオフ/ 30dB/oct  
■内蔵エキサイター/ホワイト・ノイズ・ジェネレーター、パルス・オシレーター 
■ SN 比/ 78dB  
■電源/ 240V 、 50 〜 60Hz 、 20W  
■外形寸法/ 482(W) × 87(H) × 444(D)mm  
■重量/5 kg